Hiện Furigana
電車不具合で乗客3時間半缶詰に 関門トンネル
2017-09-14 16:00:37

14日、九州と本州を結ぶ「関門トンネル」の中で、JRの普通電車がモーターの不具合のため動けなくなり、乗客およそ160人が3時間半にわたって車内に閉じ込められました。電車は機関車に引かれて移動し、乗客の中に体調不良などを訴えた人はいなかったということです。
14日午後7時半ごろ、JR山陽線の関門トンネルの中で、福岡県の行橋駅から山口県の下関駅に向かっていた4両編成の普通電車がモーターの不具合を起こして動けなくなり、乗客およそ160人が車内に閉じ込められました。
JR九州が別の機関車で電車をけん引してトンネルの外に移動させた結果、乗客たちはおよそ3時間半後の午後11時すぎに北九州市の門司駅に到着し、下関駅に向かう電車に乗り換えるなどしました。
JR九州によりますと、当時車内では、明かりや空調は正常に作動していて、乗客の中に体調不良などを訴えた人はいなかったということです。
JR九州がモーターの不具合の原因などを調べていますが、移動に時間がかかった理由については「安全の確認や、社員の配置、機関車の手配を慎重に行っていたため」と説明しています。
このトラブルで、山陽線は門司駅と下関駅の間の上下線で一時、運転を見合わせ、普通電車10本が運休しました。
JR九州が別の機関車で電車をけん引してトンネルの外に移動させた結果、乗客たちはおよそ3時間半後の午後11時すぎに北九州市の門司駅に到着し、下関駅に向かう電車に乗り換えるなどしました。
JR九州によりますと、当時車内では、明かりや空調は正常に作動していて、乗客の中に体調不良などを訴えた人はいなかったということです。
JR九州がモーターの不具合の原因などを調べていますが、移動に時間がかかった理由については「安全の確認や、社員の配置、機関車の手配を慎重に行っていたため」と説明しています。
このトラブルで、山陽線は門司駅と下関駅の間の上下線で一時、運転を見合わせ、普通電車10本が運休しました。
ソース:NHK ニュース