Hiện Furigana
新燃岳 再び噴火 噴煙2300メートル
2017-10-14 02:51:56

霧島連山の新燃岳は、14日朝、再び噴火し、噴煙は今月11日の噴火以降最も高い2300メートルまで上がりました。新燃岳の北側にある宮崎県小林市では火山灰を含んだ濁った雨が降っていて、気象台は噴火警戒レベル「3」を継続し、火口からおおむね2キロの範囲では大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
鹿児島地方気象台によりますと、鹿児島と宮崎の県境にある霧島連山の新燃岳では14日午前8時23分に再び噴火し、噴煙は、今月11日の噴火以降最も高い火口から2300メートルまで上がりました。
新燃岳は、今月11日に6年前の平成23年以来となる噴火が発生しましたが、13日の夕方、気象台は「連続噴火が停止したもようだ」と発表していました。
気象台は今後、より大規模な噴火のおそれがあるとして噴火警戒レベル3の火口周辺警報を継続し、火口からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
新燃岳の北側にある宮崎県小林市では午前11時すぎ、火山灰を含んだ濁った雨が降っていました。
道路を走る自動車の車体にも火山灰が付着していました。
気象台によりますと、山の北東側を中心に火山灰が降ると予想され、14日午後3時までに宮崎県小林市と鹿児島県霧島市では「多量」の、宮崎県高原町では「やや多量」の火山灰が降るおそれがあります。
気象台は「多量」の降灰が予想される地域では、不要な外出や車の運転を控えるよう呼びかけています。
新燃岳は、今月11日に6年前の平成23年以来となる噴火が発生しましたが、13日の夕方、気象台は「連続噴火が停止したもようだ」と発表していました。
気象台は今後、より大規模な噴火のおそれがあるとして噴火警戒レベル3の火口周辺警報を継続し、火口からおおむね2キロの範囲で噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼びかけています。
新燃岳の北側にある宮崎県小林市では午前11時すぎ、火山灰を含んだ濁った雨が降っていました。
道路を走る自動車の車体にも火山灰が付着していました。
気象台によりますと、山の北東側を中心に火山灰が降ると予想され、14日午後3時までに宮崎県小林市と鹿児島県霧島市では「多量」の、宮崎県高原町では「やや多量」の火山灰が降るおそれがあります。
気象台は「多量」の降灰が予想される地域では、不要な外出や車の運転を控えるよう呼びかけています。
コインランドリーに多くの人
新燃岳のふもとの宮崎県高原町のコインランドリーには、洗濯物を外で干せない住民が次々と訪れていました。
高原町の中心部にあるコインランドリーには、週末を迎えた14日、住民が次々と訪れ、乾燥機で洗濯物を乾かしていました。
家族4人分の洗濯物を乾かしていた37歳の女性は「自宅で干すよりもお金がかかり大変です。いつまで続くのか分かりませんが、新燃岳には『早く静まってくれ』と声をかけたいです」と話していました。
また61歳の女性は「火山灰の影響で洗濯物を外に干せないだけでなく、窓も開けられないので憂うつな気分が続いています。これ以上噴火が活発にならないことを祈ります」と話していました。
高原町の中心部にあるコインランドリーには、週末を迎えた14日、住民が次々と訪れ、乾燥機で洗濯物を乾かしていました。
家族4人分の洗濯物を乾かしていた37歳の女性は「自宅で干すよりもお金がかかり大変です。いつまで続くのか分かりませんが、新燃岳には『早く静まってくれ』と声をかけたいです」と話していました。
また61歳の女性は「火山灰の影響で洗濯物を外に干せないだけでなく、窓も開けられないので憂うつな気分が続いています。これ以上噴火が活発にならないことを祈ります」と話していました。
ソース:NHK ニュース