Hiện Furigana
日米経済対話始まる 経済分野の協調について議論か
2017-10-16 20:30:23

麻生副総理兼財務大臣とアメリカのペンス副大統領による「日米経済対話」が日本時間の17日未明、ワシントンで始まりました。冒頭に、北朝鮮への圧力を強化していくことを確認したうえで、日米の経済分野の協調について議論が進んでいるものと見られます。
今回が2回目となる日米経済対話は、日本時間の17日午前3時半すぎからホワイトハウスで始まりました。
会議の冒頭ペンス副大統領が「北朝鮮の前例のない挑発に対し日米はキム・ジョンウン(金正恩)政権の孤立に向け緊密に連携していく」と述べました。これに対して麻生副総理は「北朝鮮はこれまでにない差し迫った脅威となっており日米同盟の重要性がさらに増している。同盟は緊密な経済関係に支えられている」と応じて協議に入りました。
日米両政府では会議の終了後、共同の成果文書を発表することにしていて、アメリカが自動車の輸出をしやすくなるよう審査の手続きを簡単にする措置を検討することや、インフラ整備や天然ガスなどの輸出に向けた協力などを盛り込む方向で議論が進んでいるものと見られます。
一方、焦点の貿易ついては、アメリカが日米2国間の貿易交渉に関心を示している一方、日本はTPP=環太平洋パートナーシップ協定といった多国間の枠組みを重視し立場が隔たっているため、具体的には言及しない見通しです。
このほか、日本がアメリカ産などの冷凍牛肉に発動している緊急の輸入制限「セーフガード」への対応も議題となっていますが、今回はまとまらず、引き続き協議する方向です。
麻生副総理はこのあと今回の成果について会見する予定です。
会議の冒頭ペンス副大統領が「北朝鮮の前例のない挑発に対し日米はキム・ジョンウン(金正恩)政権の孤立に向け緊密に連携していく」と述べました。これに対して麻生副総理は「北朝鮮はこれまでにない差し迫った脅威となっており日米同盟の重要性がさらに増している。同盟は緊密な経済関係に支えられている」と応じて協議に入りました。
日米両政府では会議の終了後、共同の成果文書を発表することにしていて、アメリカが自動車の輸出をしやすくなるよう審査の手続きを簡単にする措置を検討することや、インフラ整備や天然ガスなどの輸出に向けた協力などを盛り込む方向で議論が進んでいるものと見られます。
一方、焦点の貿易ついては、アメリカが日米2国間の貿易交渉に関心を示している一方、日本はTPP=環太平洋パートナーシップ協定といった多国間の枠組みを重視し立場が隔たっているため、具体的には言及しない見通しです。
このほか、日本がアメリカ産などの冷凍牛肉に発動している緊急の輸入制限「セーフガード」への対応も議題となっていますが、今回はまとまらず、引き続き協議する方向です。
麻生副総理はこのあと今回の成果について会見する予定です。
ソース:NHK ニュース