Hiện Furigana
トランプ大統領「ISの終わり視野に」
2017-10-21 20:42:11
アメリカのトランプ大統領は、過激派組織IS=イスラミックステートが「首都」と位置づけていたシリアのラッカが制圧されたことを受けて「ISの終わりが視野に入った」との声明を出し、みずからの政策の成果としてアピールする狙いもあると見られます。
シリア北部のラッカで、アメリカ主導の有志連合の支援を受けて軍事作戦を続けてきたクルド人主体の「シリア民主軍」は20日、ラッカを完全にISから解放したとして、正式に勝利宣言を行いました。
これを受けてアメリカのトランプ大統領は21日、声明を出し、「ラッカでのISの敗北は世界中の対IS掃討作戦の重大な突破口となる。ISの終わりが視野に入った」と評価しました。
そして今後は、テロリストが戻らないようシリアでの暴力を鎮静化するために地元の部隊を支援し、平和維持に向けた体制作りを進めていく考えを示しました。
さらにトランプ大統領は「われわれは邪悪なテロリストたちに対しこの数年間よりもこの数か月間で、より大きな進展を遂げた」と強調し、ISの壊滅を最優先課題の1つに掲げてきたみずからの成果としてアピールする狙いもあると見られます。
ただISがシリアやイラクで支配地域を失う一方、ヨーロッパやアジアなどではISの過激な思想を受けた個人やグループによるテロが相次いでおり、ISの脅威はいまも続いています。
これを受けてアメリカのトランプ大統領は21日、声明を出し、「ラッカでのISの敗北は世界中の対IS掃討作戦の重大な突破口となる。ISの終わりが視野に入った」と評価しました。
そして今後は、テロリストが戻らないようシリアでの暴力を鎮静化するために地元の部隊を支援し、平和維持に向けた体制作りを進めていく考えを示しました。
さらにトランプ大統領は「われわれは邪悪なテロリストたちに対しこの数年間よりもこの数か月間で、より大きな進展を遂げた」と強調し、ISの壊滅を最優先課題の1つに掲げてきたみずからの成果としてアピールする狙いもあると見られます。
ただISがシリアやイラクで支配地域を失う一方、ヨーロッパやアジアなどではISの過激な思想を受けた個人やグループによるテロが相次いでおり、ISの脅威はいまも続いています。
ソース:NHK ニュース