Hiện Furigana
NY車突っ込み8人死亡 ISのテロの手引きどおりか
2017-11-01 19:49:49
アメリカ・ニューヨークのマンハッタンで車が自転車用のレーンに突っ込み8人が死亡した事件で、警察は、車を運転していたウズベキスタン出身の男は過激派組織IS=イスラミックステートが公開しているテロの手引きに従い、数週間前からテロを計画したと見られることを明らかにしました。
警察は、男が過激な思想に影響を受けるようになった状況を調べ、動機の解明につなげることにしています。
警察は、男が過激な思想に影響を受けるようになった状況を調べ、動機の解明につなげることにしています。
ニューヨークのマンハッタン南部で、先月31日(日本時間1日午前4時ごろ)車が自転車用のレーンに突っ込んだ事件では、自転車に乗っていた人や歩行者合わせて8人が死亡し、12人がけがをしました。
この事件で警察は、車を運転していたウズベキスタン出身で、2010年にアメリカに渡ってきたセイフロ・サイポフ容疑者(29)を逮捕し、1日の記者会見で、現場からアラビア語で「ISは永遠に続く」という内容が書かれたメモが見つかったことを明らかにしました。
さらに警察は、サイポフ容疑者はISがインターネット上に公開しているテロの手引きに従い、数週間前からテロを計画したと見られることも指摘しました。
サイポフ容疑者はこれまで警察の捜査対象ではなかったということで、警察は、家族や友人などからも話を聞くなどして過激な思想に影響を受けるようになった状況を調べ、動機の解明につなげることにしています。
この事件で警察は、車を運転していたウズベキスタン出身で、2010年にアメリカに渡ってきたセイフロ・サイポフ容疑者(29)を逮捕し、1日の記者会見で、現場からアラビア語で「ISは永遠に続く」という内容が書かれたメモが見つかったことを明らかにしました。
さらに警察は、サイポフ容疑者はISがインターネット上に公開しているテロの手引きに従い、数週間前からテロを計画したと見られることも指摘しました。
サイポフ容疑者はこれまで警察の捜査対象ではなかったということで、警察は、家族や友人などからも話を聞くなどして過激な思想に影響を受けるようになった状況を調べ、動機の解明につなげることにしています。
武装警官が現場警戒 NYシティマラソンも厳戒
事件から一夜明けた1日、マンハッタン南部の現場は依然として立ち入りが禁止されています。
現場には容疑者が運転していたと見られる車が大きく壊れた状態で路上に止まったままになっていて、警察が車の周辺を詳しく調べていました。
現場近くの路上には犠牲者を悼んで花が手向けられ、「愛は憎しみよりも強い」というメッセージの入ったTシャツも見られました。
今回の事件を受けてニューヨーク市警は警備態勢を強化し、世界中から観光客が訪れるタイムズスクエアではライフルなどで武装した警察官の姿が数多く見られました。
神奈川県からニューヨークを訪れている観光客の女性は「事件を聞いたとき怖くて鳥肌が立った。近くにいたので巻き込まれた可能性があったことを考えるとすごく怖い。ハロウィーンのパレードに行く予定だったが、亡くなった人もいて楽しむ気持ちになれなかったし、また何かあるかもしれないと思い、不安で行くことができなかった。こんな事件を想像していなかったので驚いている」と話していました。
ドイツからの観光客の男性は「このような事件はどこにいても起こりうる。事前に防ぐのは難しく、本当に暗い気分になる」と話していました。
ニューヨークでは今月5日、5万人以上が参加するニューヨークシティマラソンが行われますが、車両を使った今回のような事件を防ぐため、土砂を積んだトラックをコースに配置したり、スナイパーや監視要員などを大幅に増員して対応することにしています。
現場には容疑者が運転していたと見られる車が大きく壊れた状態で路上に止まったままになっていて、警察が車の周辺を詳しく調べていました。
現場近くの路上には犠牲者を悼んで花が手向けられ、「愛は憎しみよりも強い」というメッセージの入ったTシャツも見られました。
今回の事件を受けてニューヨーク市警は警備態勢を強化し、世界中から観光客が訪れるタイムズスクエアではライフルなどで武装した警察官の姿が数多く見られました。
神奈川県からニューヨークを訪れている観光客の女性は「事件を聞いたとき怖くて鳥肌が立った。近くにいたので巻き込まれた可能性があったことを考えるとすごく怖い。ハロウィーンのパレードに行く予定だったが、亡くなった人もいて楽しむ気持ちになれなかったし、また何かあるかもしれないと思い、不安で行くことができなかった。こんな事件を想像していなかったので驚いている」と話していました。
ドイツからの観光客の男性は「このような事件はどこにいても起こりうる。事前に防ぐのは難しく、本当に暗い気分になる」と話していました。
ニューヨークでは今月5日、5万人以上が参加するニューヨークシティマラソンが行われますが、車両を使った今回のような事件を防ぐため、土砂を積んだトラックをコースに配置したり、スナイパーや監視要員などを大幅に増員して対応することにしています。
ソース:NHK ニュース