Hiện Furigana
9人遺体事件「殺害のたびに砂やクーラーボックス購入」
2017-11-02 19:59:18

神奈川県座間市のアパートの部屋で男女9人が遺体で見つかった事件で、遺体を遺棄した疑いで逮捕された男は、調べに対し、「猫のトイレ用の砂やクーラーボックスなど、事件に使ったものは殺害するたびに店に買いに行った」と供述していることが警視庁への取材でわかりました。
神奈川県座間市のアパートの部屋で、男女9人が遺体で見つかり、このうちの1人の遺体を遺棄した疑いで、この部屋に住む無職の白石隆浩容疑者(27)が、警視庁に逮捕されました。これまでの調べによりますと、白石容疑者は9人を殺害したことを認めているということです。
9人の遺体は切断されて、クーラーボックスなどの中ににおいを消すための猫のトイレ用の砂と一緒に入れられていたということですが、その後の調べに対し、白石容疑者は「この砂やクーラーボックスなど、事件に使ったものは殺害するたびに店に買いに行った」と供述していることが、警視庁への取材でわかりました。
また「9人の携帯電話や財布などは、家庭ごみとして捨てた」と供述しているということです。
警視庁は、白石容疑者が殺害のたびに事件が発覚しないようにしたり、身元につながるものを処分したりするなど、証拠隠滅を図る行動を取っていたと見て調べています。
9人の遺体は切断されて、クーラーボックスなどの中ににおいを消すための猫のトイレ用の砂と一緒に入れられていたということですが、その後の調べに対し、白石容疑者は「この砂やクーラーボックスなど、事件に使ったものは殺害するたびに店に買いに行った」と供述していることが、警視庁への取材でわかりました。
また「9人の携帯電話や財布などは、家庭ごみとして捨てた」と供述しているということです。
警視庁は、白石容疑者が殺害のたびに事件が発覚しないようにしたり、身元につながるものを処分したりするなど、証拠隠滅を図る行動を取っていたと見て調べています。
「一緒に死のう」 女性が証言
白石容疑者が使っていたと見られるツイッターを通じて知り合い、逮捕の直前までやり取りを続けていた21歳の女性がNHKの取材に応じ、「一緒に死のうと言われた」などと証言しました。
千葉県に住む21歳の女性は、自分のツイッターに「一緒に死ねる方を募集しています」と書き込んだところ、ことし9月6日、白石容疑者が使っていたと見られるツイッターのアカウントから「一緒にどうですか車と薬持ってます」というメッセージが届いたということです。その後、女性は白石容疑者と見られる男と無料通話アプリの「カカオトーク」でやり取りするようになり、男から「一緒に死のう」と言われ自殺の方法などについてアドバイスを受けていたということです。
しかし、女性が怖くなって「死ぬのをやめる」と伝えると、男は「好きだ」とか「会いたい」などと繰り返し言うようになり、来年になったら男のアパートで一緒に住もうと約束したこともあったということです。2人は毎日のように電話をする関係になりましたが、突然、男の態度が変わり「ほかの男に殺されるのだったら俺が殺したい」などと話すこともあったということです。また男が「自殺したいという人を殺した」とか「遺体を埋めた」などと打ち明けることもあったということです。
女性は白石容疑者が先月31日に逮捕される直前まで男とやり取りを続けていましたが、その後、連絡が途絶え、以前、男から送られてきた顔写真と事件で報道された白石容疑者の顔が同じだったと話しています。
女性は「悩んでいるときに話しを聞いてくれて、優しくてさわやかな好青年という印象だった。白石容疑者が逮捕される当日に男と会う予定だったので、事件が発覚しなければ私も10人目の被害者になっていたと思い本当に怖かった」と話しています。
千葉県に住む21歳の女性は、自分のツイッターに「一緒に死ねる方を募集しています」と書き込んだところ、ことし9月6日、白石容疑者が使っていたと見られるツイッターのアカウントから「一緒にどうですか車と薬持ってます」というメッセージが届いたということです。その後、女性は白石容疑者と見られる男と無料通話アプリの「カカオトーク」でやり取りするようになり、男から「一緒に死のう」と言われ自殺の方法などについてアドバイスを受けていたということです。
しかし、女性が怖くなって「死ぬのをやめる」と伝えると、男は「好きだ」とか「会いたい」などと繰り返し言うようになり、来年になったら男のアパートで一緒に住もうと約束したこともあったということです。2人は毎日のように電話をする関係になりましたが、突然、男の態度が変わり「ほかの男に殺されるのだったら俺が殺したい」などと話すこともあったということです。また男が「自殺したいという人を殺した」とか「遺体を埋めた」などと打ち明けることもあったということです。
女性は白石容疑者が先月31日に逮捕される直前まで男とやり取りを続けていましたが、その後、連絡が途絶え、以前、男から送られてきた顔写真と事件で報道された白石容疑者の顔が同じだったと話しています。
女性は「悩んでいるときに話しを聞いてくれて、優しくてさわやかな好青年という印象だった。白石容疑者が逮捕される当日に男と会う予定だったので、事件が発覚しなければ私も10人目の被害者になっていたと思い本当に怖かった」と話しています。
ソース:NHK ニュース