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岸田首相 9月上旬にも韓国訪問し ユン大統領との会談を検討
2024-08-20 14:34:14

岸田総理大臣は来月上旬にも韓国を訪問し、ユン・ソンニョル大統領と会談できないか検討しています。自身の退任後も韓国を重視する日本の外交方針に変わりはないことを伝え、日韓関係の改善の流れが続くよう道筋をつけたい考えです。
来月27日に投開票が行われる自民党総裁選挙に立候補しないことになった岸田総理大臣は、新総裁が選出されるまでの間、国内外の課題への対応に全力を尽くすとしています。
こうした中、政府関係者によりますと、岸田総理大臣は来月上旬にも韓国を訪問し、ユン・ソンニョル大統領と会談できないか検討しています。
実現すれば、日韓国交正常化から来年で60年となるのを見据え、安全保障、経済、人的交流といった幅広い分野での連携強化について意見が交わされる見通しです。
日韓関係は、太平洋戦争中の「徴用」をめぐる問題などの懸案も背景に、一時は「戦後最悪」と言われるまで悪化しましたが、両首脳による信頼の醸成をきっかけに「シャトル外交」が再開するなど改善に転じています。
岸田総理大臣としては、自身の退任後も、自民・公明両党による政権のもとで韓国を重視する日本の外交方針に変わりはないことを伝え、日韓関係の改善の流れが続くよう道筋をつけたい考えです。
ソース:NHK ニュース