各地かくちで復活ふっかつの花火大会はなびたいかい 観覧席かんらんせきの有料化広ゆうりょうかひろがる　最高額さいこうがくは2人分にんぶん30万円まんえん

　調査会社ちょうさがいしゃ「帝国ていこくデータバンク」の調しらべによりますと、この夏なつ、各地かくちで催もよおされる106の花火大会はなびたいかいのうち、およそ7割わりで「有料席ゆうりょうせき」を設もうけることが分わかりました。

　すでに「有料席ゆうりょうせき」を設置せっちしている大会たいかいでも価格かかくを値上ねあげする動うごきがみられ、最もっとも安やすい席せきの平均へいきんは4768円えんと、2019年ねんに比くらべておよそ3割わり、上昇じょうしょうしました。

　最もっとも高たかい席せきも平均価格へいきんかかくが3万まん2791円えんと、およそ1.5倍ばいになりました。

　最もっとも高額こうがくな有料席ゆうりょうせきは、神奈川県小田原市かながわけんおだわらしの「小田原酒匂川花火大会おだわらさかわがわはなびたいかい」で販売はんばいされた大人おとな2人分にんぶんの30万円まんえんでした。

　帝国ていこくデータバンクは、ロシアのウクライナ侵攻しんこうの影響えいきょうで、花火はなびに使つかわれる火薬かやくの価格かかくが高止たかどまりしていることや、警備けいびの人件費じんけんひの上昇じょうしょうなど運営うんえいコストが増加ぞうかしていることが背景はいけいにあると分析ぶんせきしています。

ソース：NHK ニュース