Hiện Furigana
新潟県で38度超 日本海側中心に気温上昇 熱中症に厳重警戒
2023-08-15 03:06:47

台風7号などの影響で15日も日本海側を中心に気温が上がり、特に新潟県では午前中から38度を超える危険な暑さになっています。連日、危険な暑さが続いているところがあります。こまめな水分補給など熱中症への厳重な警戒を続けてください。
気象庁によりますと台風の周辺から流れ込む南からの暖かい風が山を越えて吹き降ろす際に乾燥して気温が上昇する「フェーン現象」の影響などで、日本海側を中心に気温が上がっています。
午前11時までの最高気温は
▽新潟県上越市大潟で38.1度、
▽三条市で38度ちょうどと14日に続き、危険な暑さとなっているほか、
▽秋田県五城目町で36.3度、
▽富山市で36.1度、
▽山形県酒田市で35度ちょうどなどと各地で猛暑日となっています。
このあとも気温があがり、日中の最高気温は
▽新潟県の上越市で39度、
▽長岡市で38度と危険な暑さが予想されているほか、
▽富山市で37度、
▽金沢市と長野市、秋田市で36度、
▽鹿児島市で35度などと猛烈な暑さとなる見込みです。
環境省と気象庁は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、秋田県と山形県、千葉県、新潟県、富山県、石川県、宮崎県、奄美地方を除く鹿児島県沖縄県の沖縄本島地方と宮古島地方、八重山地方に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
35度以上の猛烈な暑さは北日本と東日本では来週21日の月曜日ごろにかけて続く見込みです。
連日、気温の高い状態が続き、熱中症で体調を崩したり亡くなったりするケースが全国で相次いでいます。
熱中症に厳重に警戒し、不要不急の外出は避け、屋内でも冷房などで室温を調節するとともに、のどが渇いていなくてもこまめに水分を補給するなど、対策を徹底してください。
ソース:NHK ニュース