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スーツケース遺体事件 殺害容疑で再逮捕の5人役割分担し実行か
2024-06-16 01:45:19

去年、川崎市の多摩川で回収されたスーツケースの中から男性が遺体で見つかった事件で、男性を殺害した疑いで再逮捕された5人のうち元交際相手の父親らが「トラブルになっていた娘を守りたかった」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で分かりました。警察は、5人が役割を分担し計画的に事件を実行した疑いがあるとみて調べています。
大阪 高槻市に住む無職の西高舞容疑者(32)と、両親と兄、それに今の交際相手の5人は去年12月、東京 大田区の都営住宅で、舞容疑者の元交際相手の原唯之さん(46)を殺害したとして再逮捕され、16日午前、検察庁に送られました。
警察の調べに対し、4人はおおむね容疑を認め、母親は容疑を否認しているということです。
これまでの調べによりますと、舞容疑者が動画配信を行っていた原さんと金銭などをめぐるトラブルになっていて「配信で話されるのが嫌だった」と説明していて、こうした状況について、父親は「娘を守りたかった」、兄は「妹がかわいそうだった」とという趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材で新たに分かりました。
また、スーツケースを事前に購入したのは舞容疑者と今の交際相手、遺体が入ったスーツケースを遺棄したのは父親と兄、今の交際相手とみられるということです。
警察は、男性とのトラブルをきっかけに5人が役割を分担し計画的に事件を実行した疑いがあるとみて調べています。
ソース:NHK ニュース