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【党首らの訴え】都議選告示 国政選挙並みの態勢で臨む各党
2021-06-25 03:39:32

任期満了に伴う東京都議会議員選挙が25日、告示され、来月4日の投票日に向けて9日間の選挙戦に入りました。秋までに行われる衆議院選挙の前哨戦とも言われる今回の選挙に各党とも国政選挙並みの態勢で臨んでいて、各党の党首が出陣式や街頭などで支持の拡大を訴えました。
都民 荒木代表「小池知事の改革をしっかり支えていく」
都民ファーストの会の荒木代表は「小池知事が都議会で改革を行っていくために、私たち、都民ファーストの会がしっかりと支えていく。コロナ禍にあって、都民の代弁者はいるのでしょうか。東京オリンピック・パラリンピックでも都民の暮らしや命がないがしろになっている。命懸けで、都民の生活、命、そして、暮らしや事業を守り抜いていく覚悟であります。古くて遅くて、頼れない国を、そして都議会を、しっかりとスピード感を持って新しく変えていきたい」と述べました。
自民 菅首相「東京都の成長が日本の成長に」
自民党の菅総理大臣は、党本部で行われた出陣式で、「ワクチン接種に全力を挙げている。国民の安全安心を何としても確保していきたい。東京オリピック・パラリンピックで最優先すべきは安全安心だ。災害に強いまちづくり、あるいは観光都市や金融センター、中小企業対策など、連携をしながら、東京都を成長させる。それが日本の成長につながる」と述べました。
公明 山口代表「市議や区議など組織網生かしコロナに対応」
公明党の山口代表は、東京 調布市で、「コロナ対応は、政府・国だけでできるものではない。皆様の声をキャッチできる力がなければならず、市議会議員や区議会議員、それに、国会議員のいない政党ではできない。ネットワークを生かして、コロナに安心して立ち向かい、乗り越えられるように進めていく」と訴えました。
共産 志位委員長「都民と国民の命守るため五輪は中止すべき」
共産党の志位委員長は、東京 新宿区で「新たなリバウンドの危険も起こっている。やるべきことを怠ってきた政治の責任であり、菅政権と小池都政による人災ではないか。都民と国民の命を守る最良の方法は何か、オリンピックをきっぱり中止することではないか」と訴えました。
立憲 枝野代表「国家的な危機の際 支えになる政治を作っていく」
立憲民主党の枝野代表は、東京 武蔵野市で「私たちの国はどこかで道をあやまった。経済合理性、採算性、とにかくお金を稼げと、どこかで行き過ぎたんじゃないか。この国家的、世界的な危機を迎えた時に『ちゃんと支えになる、そういう政治をつくれ』そういう意思を示していただかなければ政治は変わらない」と訴えました。
維新 片山共同代表「国政と都政を連動してやっていく」
日本維新の会の片山共同代表は東京 大田区で「この選挙は今後の都政を左右するだけでなく今後の国政にも大きな影響を与える。どの陣営も死に物狂いで闘っている。国政と首都の都政を連動してやっていきたい。そのためにはこの選挙にぜひ勝たしていただきたい」と述べました。
ネット 山内共同代表「コロナ禍での五輪開催は反対 即刻中止を」
東京・生活者ネットワークの山内玲子共同代表は「コロナ禍での東京オリンピックの開催は反対で、即刻中止を求める。また、男女平等の実現を目指すとともに、子どもも高齢者も障害のある方も、そしてLGBTQの方も多様な人たちの声を政治にいかしていきたい」と訴えました。
国民 玉木代表「感染防止と経済活動の両立のモデル 東京から」
国民民主党の玉木代表は、東京 世田谷区で「感染拡大防止と一方で経済社会活動をまわしていく。このことをいかに両立していくのか。両立のモデルを東京から発信していこうではないか」と訴えました。
れ新 山本代表「五輪を開催してよいのか」
れいわ新選組の山本代表は、東京 足立区で、「本当にオリンピックを開催してよいのか。命や生活を守るより政治がしているのは目の前のカネのことのみで、これでは社会が崩壊してしまう」と訴えました。
古党 立花党首「少数派の声を大事にしていく」
古い政党から国民を守る党の立花党首は、東京 大田区で、「少数派の声を大事にしていく。聞くだけではなくて、少数派に対してしっかりとした、税金を使ったサービスを行っていきたい」と訴えました。
ソース:NHK ニュース