米べいヨセミテ国立公園こくりつこうえんで森林火災しんりんかさい、巨大きょだいセコイアの森脅もりおどかす

　米べいカリフォルニア州しゅうヨセミテ国立公園こくりつこうえんで発生はっせいした森林火災しんりんかさいが現地時間げんちじかんの１０日とおかも延焼えんしょうを続つづけ、巨大きょだいセコイアの森もり「マリポサグローブ」を脅おどかしています。
　消防担当広報しょうぼうたんとうこうほうによると、森林火災しんりんかさいは約やく６．４平方へいほうキロの範囲はんいに燃もえ広ひろがり、マリポサグローブにも燃もえ移うつりますた。
　しかし消防隊しょうぼうたいが巨木きょぼくの周まわりの地面じめんにある切きり株かぶや枯これ木き、枝えだ、下草したくさなどを除去じょきょした結果けっか、１０日午後とおかごごの時点じてんでセコイアの巨木きょぼくに大おおきな被害ひがいは出でていないそうです。
　マリポサグローブは、高たかさ７６メートルを超こすセコイアの巨木きょぼく５００本以上ぽんいじょうが生いい茂しげります。中なかには樹齢じゅれい２０００年ねんを超こす木きもあるといわれます。
　ヨセミテ国立公園こくりつこうえんの広報こうほうは１０日とおか、森林火災しんりんかさいがマリポサグローブの間近まぢかに迫せまっているとＣＮＮに話はなしていました。
　広報こうほうによれば、火災かさいは同公園どうこうえんの老舗しにせホテル、ワウォナホテル（１８５６年開業ねんかいぎょう）から数すうキロの地点ちてんにまで迫せまっています。公園当局こうえんとうきょくは、ワウォナの敷地内しきちないにいる人ひとや周辺しゅうへんの住民じゅうみんに避難ひなんを呼よびかけました。

ソース：NHK ニュース