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将棋しょうぎ棋聖きせいせん藤井ふじいさとしたいかん 3連覇れんぱ「10だいをいいかたちえた」

2022-07-17 10:00:54

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将棋しょうぎはちだいタイトルのひとつ、「棋聖きせいせん」のだい4きょく名古屋なごやおこなわれ藤井ふじいさとしたいかん(19)がって「棋聖きせいせん」3連覇れんぱかざとともにタイトルの防衛ぼうえい成功せいこう。ことし5つきの「あきらおう」につづ今年度こんねんど2つタイトル防衛ぼうえいで、かん維持いじしました。

棋聖きせいせんばん勝負しょうぶここまで、タイトル藤井ふじいかんが、挑戦ちょうせんしゃ永瀬ながせたく王座おうざ(29)を相手あいてに2しょう1はいとして、タイトル防衛ぼうえいにあと1しょうせまっていました。

だい4きょく名古屋なごや午前ごぜん9からはじまり、藤井ふじいかん中盤ちゅうばん以降いこう積極せっきょくてき攻撃こうげき仕掛しかけ、次第しだい優勢ゆうせい持ち込もちこ展開てんかいとなりました。

そして午後ごご630ふん、104までで永瀬ながせ王座おうざ投了とうりょう

藤井ふじいかんが3しょう1はいせいし、おととし以降いこう、「棋聖きせいせん」3連覇れんぱたすとともに、ことし5つきの「あきらおう」につづ今年度こんねんど2つタイトル防衛ぼうえいにも成功せいこうし、かん維持いじしました。

藤井ふじいかんは17にちが10だい最後さいごタイトルせんで「1きょく、2きょくともにかなりくるしい展開てんかいつづきびしいシリーズだった。結果けっかせたのはよかったが、きびしいたたかだったので、しっかり振り返ふりかえらないといけない」とかたり、タイトル防衛ぼうえいにも、勝利しょうり余韻よいんひたことばはありませんでした。

一方いっぽうやぶれた永瀬ながせ王座おうざは「先手せんてで1しょうもできず、それ課題かだいだとおもった。きょうも、途中とちゅうかなりきびしくなってしまったので、もう少もうすこ勝機しょうきのこかたちにしなければいけなかった」と、くやしさをにじませていました。

藤井ふじいかん「10だいをいいかたちえることができた」

藤井ふじいさとしたいかん(19)は、対局たいきょく会見かいけんで、「対局たいきょくわったばかりでまだ実感じっかんはないが、永瀬ながせ王座おうざ挑戦ちょうせんしゃむかえ、きびしいたたかなるおもっていたので、結果けっかせてうれしくおもっている」と、みずからの心境しんきょうかたりました。

19にちじゅうさい誕生たんじょうまえに10だい最後さいご公式こうしきせんとなった17にち対局たいきょく勝利しょうりかざれたことについては「タイトルはつ挑戦ちょうせんが2ねんまえのこの棋聖きせいせん』で、それ以降いこうタイトルせん機会きかいおおつくれたことはよかった。対局たいきょく今後こんごつづので区切くぎだとはおもっていないが、10だいをいいかたちえることができたので、また体調たいちょうしっかりととのえて、いい状態じょうたいのぞみたい」とべ、つぎ対局たいきょくけた意気込いきごかたりました。

そして20だいけては、「実力じつりょくたかめるには、今後こんごすうねん非常ひじょう大事だいじ時期じきなるので、そういう意識いしきつねって取り組とりくみたい」とべ、さらに実力じつりょく向上こうじょう目指めざかんがくちにしました。

会見かいけんではこのほか師匠ししょう杉本すぎもと昌隆まさたかはちだんから一足いっそくはやバースデーケーキおくられるサプライズもあり、藤井ふじいかんは「毎年まいとしお正月おしょうがつにいただくお年玉おとしだま今後こんごはないとおもので、わりにケーキをいただけたのかなとおもう」と笑顔えがおはなしていました。
ソース:NHK ニュース