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だい7 いつわる 専門せんもんやAI分析ぶんせきは わかってきたこと 8/5

2022-08-05 11:05:35

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新型しんがたコロナウイルスの「だい7」の収束しゅうそくいつなるのか。

感染かんせんしゃかず各地かくち過去かこ最多さいたとなっていますが、増加ぞうかのペースはゆるやかになってきています。ピークがちかづいているという見方みかたもあります。

専門せんもん見解けんかいきました。

直近ちょっきん感染かんせん状況じょうきょう

全国ぜんこく感染かんせん状況じょうきょうは、8つき3にち感染かんせんしゃすうが24まん9000にんあまと、これまででもっとおおくなりました。

1週間しゅうかん平均へいきんでは4にち時点じてんで1にちたり21まんにんあまとなっています。

まえしゅうくらべた増加ぞうかのペースは、
▽7つき14にちは2.13ばい
▽7つき21にちは1.72ばい
▽7つき28にちは1.67ばい
急速きゅうそく増加ぞうかつづいていましたが、
▽8つき4にちまででは1.11ばいがっています。

だい7」のピークは 専門せんもん会合かいごうでも議論ぎろん

厚生こうせい労働ろうどうしょう専門せんもん会合かいごう脇田わきたたかし座長ざちょうは、7つき27にち会合かいごうのあとにひらかれた記者きしゃ会見かいけんで「ピークはいつごろかという予測よそくについていろいろ見方みかたある今後こんご全国ぜんこくてきには増加ぞうかつづのではないかという見方みかたあるあるいはピークがちかなっているという予測よそくもあった」と紹介しょうかいしました。

感染かんせん実効じっこうさい生産せいさんすう「1」下回したまわったか

京都大きょうとだいがく西浦にしうらひろし教授きょうじゅは、現在げんざい感染かんせんしゃのほとんどをめる推定すいていされるオミクロンかぶの「BA.5」系統けいとうについては、おそらくピークにたっしたとているといます。

西浦にしうら教授きょうじゅは7つき30にちまでのデータ使つかい、東京とうきょう都内とないの「BA.5」の感染かんせん状況じょうきょうについて分析ぶんせきした資料しりょうを8つき3にち専門せんもん会合かいごう提出ていしゅつしました。

ワクチンを接種せっしゅして免疫めんえきひとくわえウイルスに感染かんせんして免疫めんえきひとえることで、感染かんせん拡大かくだいのペースがどのように変化へんかするかを分析ぶんせきした結果けっか、1にんなんにん感染かんせんひろげるかをしめ実効じっこうさい生産せいさんすうは7つき下旬げじゅんにかけて減少げんしょう傾向けいこうになり、7つき30にちに「1」を割り込わりこんだとられるということです。

これ感染かんせんしゃ1にんからひろがるさきが「1にん未満みまん」となることを意味いみし、今後こんご感染かんせんしゃすう減少げんしょうかう予測よそくしています。

西浦にしうら教授きょうじゅは「『BA.5』系統けいとう流行りゅうこうはいったんピークをむかえたとかんがえられる。しかし旅行りょこうなどひと移動いどうえるお盆おぼんひかえているため、一過いっかせい増加ぞうかはありうる。また高齢こうれいしゃ感染かんせんえているため、医療いりょう引き続ひきつづひっ迫ひっぱくきびしい状況じょうきょうつづおも」として、きびしい医療いりょう提供ていきょう体制たいせい今後こんごつづき、安心あんしんできる状態じょうたいになったわけではないと強調きょうちょうしています。

AI予測よそくは “8つき6にち” がピーク

名古屋なごや工業こうぎょう大学だいがく平田ひらたあきらせい教授きょうじゅはAI=人工じんこう知能ちのう使つかい、感染かんせんしゃすう推移すいいやワクチンの効果こうかひとりゅうなどのデータをもとに今後こんご感染かんせん状況じょうきょう推移すいいをシミュレーションしています。

AIの予測よそくでは東京とうきょう都内とない感染かんせんしゃは8つき6にちに1週間しゅうかん平均へいきんいちにちたりおよそ3まん9000にんとなり、その後そのご減少げんしょうてんじるという結果けっかになりました。

ワクチンの接種せっしゅによる免疫めんえきくわえ、一定いっていひと感染かんせんにより免疫めんえきことで減少げんしょうするとかんがえられるということです。
ただいちにちたり感染かんせんしゃすうは8月末げつまつでも2まん6000にん前後ぜんご水準すいじゅんつづという計算けいさん結果けっかになっているということで、平田ひらた教授きょうじゅは「感染かんせんしゃすうこうまりする可能かのうせいたかおもっている。ピークをえたとしても安心あんしんせず感染かんせん対策たいさくってごしてほしい」とはなしています。

『BA.2.75』の影響えいきょう 見極みきわ必要ひつよう

さらに、インドなど報告ほうこくされ、ワクチンや感染かんせん免疫めんえきをかいくぐる“免疫めんえき逃避とうひ”の性質せいしつある懸念けねんされている、オミクロンかぶの1しゅ「BA.2.75」が今後こんご感染かんせん状況じょうきょうどのような影響えいきょうおよぼすのか、見極みきわめも必要ひつようだと指摘してきされています。

「BA.2.75」は日本にっぽんでも検出けんしゅつされていて、専門せんもん会合かいごう脇田わきた座長ざちょうは8つき3にち専門せんもん会合かいごうで「ひとびと接触せっしょく感染かんせん予防よぼうさくがどの程度ていどかや『BA.2.75』の拡大かくだい次第しだいで、だい7減少げんしょう速度そくど非常ひじょうおそくなる可能かのうせいがあるという議論ぎろんがあった」と紹介しょうかいしました。

西浦にしうら教授きょうじゅらのグループによりますと、5つきから7つきのインドのデータをもとに分析ぶんせきすると、「BA.2.75」の実効じっこうさい生産せいさんすうは「BA.5」の1.14ばいられるということです。

西浦にしうら教授きょうじゅこれまでのウイルスとくらべた場合ばあいひろがりやすさについて「軽微けいび程度ていどにとどまっている」とべ、「BA.2.75」が急速きゅうそくひろがる可能かのうせいひくという見方みかたしめしながらも「『BA.2.75』のほうが比較的ひかくてきひろがりやすいことはたしなので、時間じかんをかけてわりすすとみられる。今後こんご感染かんせん状況じょうきょうどうなるのかかんがえるとき、わりスピードどの程度ていどなのかを調しらべることが重要じゅうようだ」と指摘してきしました。

専門せんもん “『だい7乗り切のりきれる瀬戸際せとぎわ

新型しんがたコロナウイルス対策たいさくにあたる政府せいふ分科ぶんかかいのメンバーで東邦とうほう大学だいがく舘田たてだ一博かずひろ教授きょうじゅは、8つき5にちのNHKのインタビューに対にたい依然いぜんとしてきびしい状況じょうきょうつづいているが、増加ぞうかスピード減少げんしょうし、だい都市としけんなど感染かんせん拡大かくだいのピークにちかづきつつある地域ちいきもある。このままピークをむかえて減少げんしょうしていくのかこうまり状態じょうたいつづか、1、2週間しゅうかん推移すいいていく必要ひつようある。『だい7』をつよ行動こうどう制限せいげんをかけずに乗り越のりこえていけるということがすこずつえてきている状況じょうきょうだとおも本当ほんとう乗り切のりきことができるどうかの瀬戸際せとぎわている」とべました。

一方いっぽう、「ただだい都市としけんでは検査けんさいつかず、かけ感染かんせんしゃすうえない『天井てんじょう効果こうか』がきてピークのようにえる可能かのうせいもあるので注意ちゅういしないといけない」とも指摘してきしています。
そして「いまは夏休なつやすこれからお盆おぼんむかえるひとひととが接触せっしょくしリスクがたかまる機会きかいえるときは、感染かんせんしゃすう増加ぞうかられてきた。あらためてわたしたち1にん1にん基本きほんてき感染かんせん対策たいさくもう一度もういちどしっかり意識いしきして行動こうどうすることが大事だいじだ。体調たいちょうわるひと無理むりして旅行りょこうってしまうことがないように、感染かんせん兆候ちょうこうあるひと今回こんかい旅行りょこうひかえてほしい」とべました。
ソース:NHK ニュース