トンガ噴火ふんか、五輪ごりんプール５．８万杯分まんぱいぶんの水みずを大気たいきに放出ほうしゅつ　米べいＮＡＳＡ

地球上ちきゅうじょうで最もっとも強力きょうりょくな火山噴火かざんふんかの一ひとつとなった今年ことし１月がつのトンガでの噴火ふんかが、大量たいりょうの水蒸気すいじょうきを大気中たいきちゅうに放出ほうしゅつし、一時的いちじてきに地表ちひょうを暖あたためる可能性かのうせいがあることが米航空宇宙局べいこうくううちゅうきょく（ＮＡＳＡ）の衛星えいせいデータ分析ぶんせきで明あきらかになりました。

南太平洋みなみたいへいようの島国しまぐにトンガの首都しゅとから北きたに６５キロの海底かいていにあるフンガトンガ・フンガハーパイ火山かざんの１月がつ１５日にちの噴火ふんかは、世界中せかいじゅうに２回波及かいはきゅうした津波つなみと衝撃波しょうげきはを引ひき起おこしました。

噴火ふんかでは地表ちひょうから１２〜５３キロ上空じょうくうにある成層圏せいそうけんへと水蒸気すいじょうきが上のぼりました。ＮＡＳＡの衛星えいせいが検出けんしゅつしたところによると、その水蒸気すいじょうきはオリンピックサイズのプール５万まん８０００杯分はいぶんに相当そうとうします。

ソース：NHK ニュース