Hiện Furigana
女性議員の割合 世界全体では25年で倍増 日本は最低水準
2020-03-06 21:56:50

世界各国の議会で女性議員が占める割合を調べたところ、世界全体では、この25年でおよそ11%から25%近くに倍増したことが分かりました。日本も2.7%から9.9%に増えましたが、依然、1割に満たず、最低水準となっています。
各国の議員たちで作るIPU=列国議会同盟は、3月8日の「国際女性デー」を前に毎年、世界各国の一院制、あるいは下院の議会での女性議員の割合を発表していて、ことしは1995年から2020年にかけての伸び率も公表しました。
それによりますと、世界全体では1995年に11.3%だった女性議員の割合がことし1月1日時点で24.9%と倍増しました。
172か国中、伸び率が最も大きかったのはアフリカのルワンダで1995年の4.3%から2020年には61.3%になりました。
ルワンダでは過去の民族虐殺の反省から議会などあらゆる場面で一定の割合で女性を登用する「クオータ制」を義務づけ、結果的に議員の半数以上を女性が占めるようになりました。
「クオータ制」を義務づけている国は、ことし1月の時点で81か国に上ります。
一方、日本の衆議院の女性議員の割合は1995年の2.7%から2020年には9.9%になりましたが、伸び率は119位でした。
日本は女性議員の割合でみると165位と依然として最低水準にとどまり、男女ともに政治参画していくという世界の潮流に大きく出遅れていることが浮き彫りとなっています。
それによりますと、世界全体では1995年に11.3%だった女性議員の割合がことし1月1日時点で24.9%と倍増しました。
172か国中、伸び率が最も大きかったのはアフリカのルワンダで1995年の4.3%から2020年には61.3%になりました。
ルワンダでは過去の民族虐殺の反省から議会などあらゆる場面で一定の割合で女性を登用する「クオータ制」を義務づけ、結果的に議員の半数以上を女性が占めるようになりました。
「クオータ制」を義務づけている国は、ことし1月の時点で81か国に上ります。
一方、日本の衆議院の女性議員の割合は1995年の2.7%から2020年には9.9%になりましたが、伸び率は119位でした。
日本は女性議員の割合でみると165位と依然として最低水準にとどまり、男女ともに政治参画していくという世界の潮流に大きく出遅れていることが浮き彫りとなっています。
ソース:NHK ニュース