Hiện Furigana
新型コロナウイルス感染拡大で不安定な金融市場 今週は?
2020-03-08 19:55:45

新型コロナウイルスの感染が広がる中、東京株式市場では先週末も株価が大幅に値下がりし、外国為替市場では急速に円高ドル安が進みました。今週の金融市場も不安定な動きが続くのではないかと投資家は警戒を強めています。
東京株式市場では先週末、新型コロナウイルスの感染拡大が世界経済に深刻な影響を及ぼすという懸念から全面安となり、日経平均株価はことしの最安値を更新しました。
さらに東京外国為替市場で円相場は1ドル・105円台とおよそ半年ぶりの円高水準となりました。
アメリカで相次いで感染が確認されたことからドルが売られ、2週間で6円以上円高ドル安が進みました。
欧米でも株安の流れに歯止めがかからず、6日にはG20=主要20か国の財務相と中央銀行総裁が声明を発表し、経済を下振れリスクから守るためすべての政策手段を使うというメッセージを打ち出しました。
まもなく東京市場で今週の取り引きが始まりますが、日本を含め各国が感染拡大を防ぐため入国制限の強化に乗り出し、投資家の間では経済活動への影響が一段と深刻になると警戒が強まっています。
市場関係者の間では今週も不安定な動きが避けられないという見方が多く、政府・日銀も今後の円高、株安の動きを注視しています。
さらに東京外国為替市場で円相場は1ドル・105円台とおよそ半年ぶりの円高水準となりました。
アメリカで相次いで感染が確認されたことからドルが売られ、2週間で6円以上円高ドル安が進みました。
欧米でも株安の流れに歯止めがかからず、6日にはG20=主要20か国の財務相と中央銀行総裁が声明を発表し、経済を下振れリスクから守るためすべての政策手段を使うというメッセージを打ち出しました。
まもなく東京市場で今週の取り引きが始まりますが、日本を含め各国が感染拡大を防ぐため入国制限の強化に乗り出し、投資家の間では経済活動への影響が一段と深刻になると警戒が強まっています。
市場関係者の間では今週も不安定な動きが避けられないという見方が多く、政府・日銀も今後の円高、株安の動きを注視しています。
今の金融市場の状況について三井住友信託銀行の瀬良礼子マーケットストラテジストは「新型コロナウイルスの感染拡大がいつまで続くのか誰も見通せない状況で、投資家はリスクを避けて安全なところに逃げたいという心理になっている」と話しています。
そのうえで今週の見通しについては「投資家は、各国の経済指標の内容がどんなによくても、新型コロナウイルスの感染拡大の状況にしか反応しないような状況になっている。感染拡大のペースが落ちてくるかどうかや、イベントなど自粛の動きが来週以降も続くのかどうかがポイントだろう」と指摘しています。
そのうえで今週の見通しについては「投資家は、各国の経済指標の内容がどんなによくても、新型コロナウイルスの感染拡大の状況にしか反応しないような状況になっている。感染拡大のペースが落ちてくるかどうかや、イベントなど自粛の動きが来週以降も続くのかどうかがポイントだろう」と指摘しています。
ソース:NHK ニュース