東日本大震災ひがしにっぽんだいしんさいから９年ねん　４万まん７７３７人にんが今いまも避難生活ひなんせいかつ

東日本大震災ひがしにっぽんだいしんさいは１１日にち、発生はっせいから９年ねんを迎むかえました。警察庁けいさつちょうのまとめでは岩手いわて、宮城みやぎ、福島ふくしまの３県けんを中心ちゅうしんに、死者ししゃは１万まん５８９９人にんで、行方不明者ゆくえふめいしゃも２５２９人にんに上のぼりました（１０日現在かげんざい）。今年ことしも発生時刻はっせいじこくの午後ごご２時じ４６分ぷんに合あわせ、鎮魂ちんこんの祈いのりが犠牲者ぎせいしゃにささげられます。
　
１１日にちは全国各地ぜんこくかくちで追悼行事ついとうぎょうじが行おこなわれる予定よていでしたが、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで政府主催せいふしゅさいの追悼式ついとうしきが中止ちゅうしになるなど、多おおくの自治体じちたいで式典しきてんの中止ちゅうしや規模きぼの縮小しゅくしょうが相次あいつぎました。

復興庁ふっこうちょうなどの調しらべでは、津波つなみや東京電力福島第とうきょうでんりょくふくしまだい１原発事故げんぱつじこにより避難生活ひなんせいかつを続つづけている人ひとはピーク時じの約やく４７万人まんにんから減へったものの、全国ぜんこくでいまなお４万まん７７３７人にんに上のぼりました。長引ながびく避難生活ひなんせいかつから体調たいちょうを崩くずすなどしたことによる震災関連死しんさいかんれんしも３７３９人にんとなり、現在げんざいも増ふえ続つづけています。

ソース：NHK ニュース