夫おっとが感染かんせんで死亡しぼうの妻つま、隔離かくりで遺体いたいと自宅じたくにこもる　伊い

イタリアで夫おっとが新型しんがたコロナウイルスで死亡しぼうした妻つまが感染阻止かんせんそしの隔離措置かくりそちのため死後しごの処置しょちが出来できず、アパート内ないに遺体いたいと共ともに蟄居ちっきょを強しいられる苦難くなんにこのほど遭遇そうぐうしました。

同国どうこくボルゲット・サント・スピーリトでの出来事できごとで、夫おっとは現地時間げんちじかんの今月こんげつ９日未明ここのかみめいに死去しきょしました。同地どうちの行政責任者ぎょうせいせきにんしゃはＣＮＮの取材しゅざいに、遺体いたいと共ともに妻つまが閉とじ込こめられた状態じょうたいにあることを認みとめ、隔離措置かくりそちの手続てつづきにより誰だれも１１日朝にちあさまで遺体いたいに近ちかづけないでいると説明せつめいしました。

責任者せきにんしゃはまた、死去しきょした夫おっとが治療ちりょうのため地元じもとの病院びょういんへ搬送はんそうされるのを拒否きょひしていたとの内情ないじょうも明あかしました。「移送いそうされていれば今回こんかいの事態じたいは生しょうじなかった」とも述のべました。

ソース：NHK ニュース