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52人の喫煙で受動喫煙者1人が死亡、国際統計を分析
2020-03-20 15:02:03

喫煙者が52人いると、その煙を吸った受動喫煙者1人が死亡しました。米国とオランダの研究チームが喫煙の影響に関する国際統計を分析し、そんな結果を17日の米医学誌JAMAネットワークオープンに発表しました。
世界の喫煙者は推定10億人で、年間でおよそ100万人が、その周りで煙を吸って死亡しているとみられています。
米国立医学図書館によると、受動喫煙の煙には7000種類以上の化学物質が含まれていて、うち70種類は発がん物質とされ、数百種類は有害性が確認されています。
たとえ低量であっても、受動喫煙は乳児の突然死を引き起こす可能性があるほか、子どもの耳の感染症やぜんそく発作、大人のがんや心臓疾患の原因となります。
ソース:NHK ニュース