NASA　探査機たんさきが小惑星しょうわくせいから持もち帰かえった物質ぶっしつから水みずや炭素たんそを確認かくにん

　NASA（アメリカ航空宇宙局こうくううちゅうきょく）は探査機たんさきが小惑星しょうわくせいから持もち帰かえった物質ぶっしつに水みずや炭素たんそが含ふくまれているという分析結果ぶんせきけっかを発表はっぴょうしました。

　NASAは11日にち、2016年ねんに打うち上あげられた探査機たんさき「オシリス・レックス」が太陽たいようを周回しゅうかいする小惑星しょうわくせい「ベンヌ」から採取さいしゅした物質ぶっしつを初はじめて公開こうかいしました。

　ベンヌから採取さいしゅされた物質ぶっしつを収おさめたカプセルが先月せんげつ、地球ちきゅうに向むけて投下とうかされ、アメリカ・ユタ州しゅうの砂漠地帯さばくちたいで回収かいしゅうされました。

　初期段階しょきだんかいの分析ぶんせきでは、この物質ぶっしつは水みずと多おおくの炭素たんそを含ふくんでいることが確認かくにんされました。

　NASAのネルソン長官ちょうかんは「私わたしたちの惑星わくせいの生命せいめいの起源きげんを科学者かがくしゃが今後こんご、何世代なんせだいにもわたって調査ちょうさするのに役立やくだつだろう」と述のべています。

　回収かいしゅうされた物質ぶっしつは日本にっぽんを含ふくむ各国かっこくの研究者けんきゅうしゃが分析ぶんせきするということです。

ソース：NHK ニュース