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習主席 国際フォーラムで演説 「一帯一路」の実績を強調
2023-10-18 03:26:23

中国が主導する巨大経済圏構想「一帯一路」の国際フォーラムで習近平国家主席が演説し「この10年で『一帯一路』の国際協力は実り多い成果を上げてきた」と述べ、実績を強調しました。フォーラムではロシアのプーチン大統領も演説しこのあと習主席との首脳会談が行われる予定です。
「一帯一路」の国際フォーラムは中国の首都・北京で17日から2日間の日程で開かれていて、中国政府は、140か国余りの代表などが参加するとしています。
また国営メディアによりますと、首脳や政府要人の参加は、アジアやアフリカを中心に、20か国余りにのぼっています。
18日は日本時間午前11時過ぎから、習近平国家主席が人民大会堂で演説し「この10年で、私たちは初志を貫徹し『一帯一路』の国際協力をゼロから作り上げ、実り多い成果を上げてきた」と述べ「一帯一路」の提唱から10年となる中、世界的なインフラ整備が進んできたことなど、実績を強調しました。
ただ中国では、景気回復の鈍化が鮮明になっていることから大規模な投資などがさらに難しくなると見込まれていて「一帯一路」のプロジェクトを、より質を重視する形に転換できるかが課題となっています。
フォーラムではロシアのプーチン大統領も演説し、このあと習主席との首脳会談が行われる予定です。
会談ではイスラエル・パレスチナ情勢やウクライナ情勢のほか、エネルギーや金融分野の協力などについても意見が交わされる見通しで、共に対立するアメリカを念頭に両国の連携を一層強化する方針が打ち出されるとみられます。
ソース:NHK ニュース