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「霜降」に合わせ 六甲山の小学校で「火入れ式」兵庫 神戸
2023-10-24 07:07:47

二十四節気のひとつで霜が降りるころとされる「霜降(そうこう)」の日に合わせて、神戸市の六甲山にある小学校で、子どもたちが自分たちで火をおこしてまきストーブに火をつける恒例の「火入れ式」を行いました。
山の中腹の標高795メートルにある神戸市の六甲山小学校では毎年、二十四節気の「霜降」の日に合わせて、石造りのストーブに火をつける火入れ式を行っています。
24日は4年生から6年生までの児童およそ30人が、昔ながらの火おこしに挑戦しました。
子どもたちは下級生が見守る中、力を合わせて木の棒を板にこすりつけ、火がつくと拍手をしたり声をあげたりして喜んでいました。
そして、おこした火をたいまつを使ってストーブに移していました。
小学校では24日朝9時ごろの気温が13度ほどと市の中心部より6度ほど低く、子どもたちはストーブに手をかざしてあたたまっていました。
6年生の女の子は、「大変だったけどみんなで協力して火がついてうれしかった。ことしも冬が始まるなという気持ちで、ストーブにあたるのが楽しみです」と話していました。
六甲山小学校では来年の春まで朝の気温が10度以下になるとストーブをつけて子どもたちを迎えるということです。
ソース:NHK ニュース