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首相 文書書き換えを陳謝 憲法改正に意欲 自民党大会
2018-03-25 03:09:57

自民党の党大会が開かれ、安倍総理大臣は、財務省の決裁文書の書き換え問題を陳謝したうえで、全容解明に取り組み、信頼の回復を図る決意を強調しました。また、自衛隊が違憲だという論争に終止符を打つことが党の責務だとして、憲法を改正し、自衛隊の存在を明記することに強い意欲を示しました。
自民党の党大会は東京都内のホテルで開かれ、党所属の国会議員や都道府県連の代表らおよそ3500人が出席しました。
安倍総理大臣は冒頭、財務省の決裁文書の書き換え問題について、「行政に対する信頼を揺るがす事態であり、責任を痛感している。最終的な責任は私にあり、改めて、国民に深くおわび申し上げる」と陳謝しました。
そのうえで安倍総理大臣は「なぜ起こったのか、徹底的に解明し、二度と起こらないよう、組織を根本から立て直す責任を果たすことを約束する」と述べ、全容解明や再発防止に取り組み、信頼回復を図る決意を強調しました。
また安倍総理大臣は、憲法改正について、「いよいよ、結党以来の課題の憲法改正に取り組むときが来た。4つの項目について議論を重ねており、9条も改正案を取りまとめていく。憲法に、自衛隊を明記し、自衛隊が違憲だという論争に終止符を打つことこそが、自民党の責務だ」と述べ、憲法を改正し、自衛隊の存在を明記することに強い意欲を示しました。
党務報告を行った二階幹事長は、憲法改正について、「衆参両院の憲法審査会で議論を深め、憲法改正原案を策定し、発議を目指す」と述べました。
一方、来賓として出席した公明党の山口代表は、財務省の決裁文書の書き換え問題を念頭に、「国民は事態を注視しており、実態を解明し、二度と起こらないよう体制を立て直すことが、政府・与党に課せられた課題であり、国民の信頼を取り戻さなくてはならない」と述べました。
そして、党大会では「自衛隊の明記」など4項目で、憲法改正実現を目指すとして、衆・参両院の憲法審査会で幅広い合意形成を図るなどとした、ことしの運動方針を決定しました。
安倍総理大臣は冒頭、財務省の決裁文書の書き換え問題について、「行政に対する信頼を揺るがす事態であり、責任を痛感している。最終的な責任は私にあり、改めて、国民に深くおわび申し上げる」と陳謝しました。
そのうえで安倍総理大臣は「なぜ起こったのか、徹底的に解明し、二度と起こらないよう、組織を根本から立て直す責任を果たすことを約束する」と述べ、全容解明や再発防止に取り組み、信頼回復を図る決意を強調しました。
また安倍総理大臣は、憲法改正について、「いよいよ、結党以来の課題の憲法改正に取り組むときが来た。4つの項目について議論を重ねており、9条も改正案を取りまとめていく。憲法に、自衛隊を明記し、自衛隊が違憲だという論争に終止符を打つことこそが、自民党の責務だ」と述べ、憲法を改正し、自衛隊の存在を明記することに強い意欲を示しました。
党務報告を行った二階幹事長は、憲法改正について、「衆参両院の憲法審査会で議論を深め、憲法改正原案を策定し、発議を目指す」と述べました。
一方、来賓として出席した公明党の山口代表は、財務省の決裁文書の書き換え問題を念頭に、「国民は事態を注視しており、実態を解明し、二度と起こらないよう体制を立て直すことが、政府・与党に課せられた課題であり、国民の信頼を取り戻さなくてはならない」と述べました。
そして、党大会では「自衛隊の明記」など4項目で、憲法改正実現を目指すとして、衆・参両院の憲法審査会で幅広い合意形成を図るなどとした、ことしの運動方針を決定しました。
ソース:NHK ニュース