観光をする人が増える春になって、埼玉県では今年も秩父鉄道のSLが走り始めました。
このSLは熊谷市と秩父市の間の57kmを走ります。1944年につくられたSLで、30年前から観光のために走っています。
今年は3月31日から運転が始まって、家族で来た人や鉄道が好きな人などが340人ぐらい乗りました。乗った人たちはSLの中で弁当を食べたり、音楽の演奏を聞いたりして楽しんでいました。
千葉県から来た男性は「初めてSLに乗りました。桜が咲いていて、窓から見える景色もすばらしいです」と話していました。
秩父鉄道のSLは12月9日までの土曜日や日曜日などに運転しています。