テニス 錦織にしきおり マスターズの大会たいかいで準決勝じゅんけっしょう進出しんしゅつ

テニスの錦織にしきおり圭けい選手せんしゅが四よん大だい大会たいかいに次つぐ格付かくづけのマスターズモンテカルロ大会たいかいの準々じゅんじゅん決勝けっしょうで、世界せかいランキング３さん位いのマリン・チリッチ選手せんしゅに競り勝せりかち、マスターズの大会たいかいでは２にシーズンぶりに準決勝じゅんけっしょうに進すすみました。

右みぎ手首てくびのけがから復帰ふっきし、４よん戦せん目めのツアー大会たいかいとなる錦織にしきおり選手せんしゅは、来月らいげつ下旬げじゅんに開幕かいまくする四よん大だい大会たいかい、全ぜん仏ふつオープンを見据みすえたクレーコートの今こんシーズン初戦しょせんとして、フランス南部なんぶのモナコとの国境こっきょう付近ふきんで開ひらかれている四よん大だい大会たいかいに次つぐ格付かくづけのこの大会たいかいに出場しゅつじょうしています。

世界せかいランキング３さん６ろく位いの錦織にしきおり選手せんしゅは２に０ぜろ日にち、準々じゅんじゅん決勝けっしょうで２に０ぜろ１いち４よん年ねん全米ぜんべいオープンの決勝けっしょうで敗やぶれた世界せかい３さん位い、クロアチアのチリッチ選手せんしゅと対戦たいせんしました。

錦織にしきおり選手せんしゅは第だい１いちセット、正確せいかくなストロークで主導しゅどう権けんを握にぎり、相手あいてのサービスゲームを先さきにブレークし、６ろくー４よんで取とりましたが、第だい２にセットはチリッチ選手せんしゅが攻撃こうげき的てきなプレーを見みせ、６ろくー７ななで奪うばわれました。

最終さいしゅうの第だい３さんセットは錦織にしきおり選手せんしゅが痛いためている右みぎ手首てくびを気きにしながらも粘ねばりを発揮はっきして６ろくー３さんで奪うばい、３さん時間じかんに迫せまる熱戦ねっせんをセットカウント２に対たい１いちで制せいし、準決勝じゅんけっしょうに進すすみました。

錦織にしきおり選手せんしゅがマスターズの大会たいかいで準決勝じゅんけっしょうに進すすむのは、おととし７月しちがつに準じゅん優勝ゆうしょうを果はたしたカナダでのトロント大会たいかい以来いらい、２にシーズンぶりとなります。

錦織にしきおり「だいぶ調子ちょうし上あがっている」

錦織にしきおり圭けい選手せんしゅは試合しあい後ごのインタビューで、「長ながい試合しあいだったので集中しゅうちゅうするのが大変たいへんだったが、第だい３さんセットは最後さいご、集中しゅうちゅうできていい終おわり方かただった。どの試合しあいもよいレベルでプレーできていて、まだまだ直なおすところはあるが、だいぶ調子ちょうしが上あがっている」と話はなしていました。

一方いっぽう、１いち回戦かいせんでマッサージを受うけ、この日ひも痛いたがるそぶりを見みせた右みぎ手首てくびの状態じょうたいについて「よくはないが、プレーできるくらいではある。体調たいちょうを戻もどして、次つぎの試合しあいに臨のぞみたい」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース