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朝日新聞阪神支局襲撃31年 亡くなった記者を追悼
2018-05-03 03:13:26

兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局に散弾銃を持った男が押し入り、記者2人が殺傷された事件から3日で31年となります。支局には地元の人や関係者が次々と訪れて、亡くなった記者を追悼しています。
昭和62年5月3日、西宮市の朝日新聞阪神支局に散弾銃を持った男が押し入って発砲し、当時29歳だった小尻知博記者が殺害され、42歳だった犬飼兵衛記者が重傷を負いました。
事件から31年がたった3日、支局には拝礼所が設けられ、訪れた地元の人や関係者が遺影に花を手向けるなどして記者を追悼しています。
支局の3階では、小尻記者が撃たれた時に身に着けていた服や、座っていたソファー、それにことし1月に73歳で亡くなった犬飼さんの、散弾を受けて曲がったボールペンなどが公開され、言論へのテロと言われた事件を今に伝えています。
犯人は「赤報隊」と名乗って報道機関に犯行声明を送りつけ、別の支局に爆発物を置くなどの犯行を繰り返しましたが、一連の事件は未解決のまま時効になりました。
毎年訪れているという西宮市の82歳の男性は、「当時、地元の支局が狙われたことに大きなショックを受けた。このような事件が二度と起きないよう願って、手を合わせに来た」と話していました。
事件から31年がたった3日、支局には拝礼所が設けられ、訪れた地元の人や関係者が遺影に花を手向けるなどして記者を追悼しています。
支局の3階では、小尻記者が撃たれた時に身に着けていた服や、座っていたソファー、それにことし1月に73歳で亡くなった犬飼さんの、散弾を受けて曲がったボールペンなどが公開され、言論へのテロと言われた事件を今に伝えています。
犯人は「赤報隊」と名乗って報道機関に犯行声明を送りつけ、別の支局に爆発物を置くなどの犯行を繰り返しましたが、一連の事件は未解決のまま時効になりました。
毎年訪れているという西宮市の82歳の男性は、「当時、地元の支局が狙われたことに大きなショックを受けた。このような事件が二度と起きないよう願って、手を合わせに来た」と話していました。
ソース:NHK ニュース