Hiện Furigana
訪米の拉致被害者家族「全被害者の帰国を 人質外交許さず」
2018-05-05 06:30:52

拉致問題解決に向け、史上初の米朝首脳会談を前にアメリカを訪れている被害者の家族が、すべての日程を終えて記者会見し、政府要人らの反応に手応えを感じたと振り返るとともに、被害者全員の帰国に結びつく日本政府の取り組みを求めました。
米朝首脳会談を前にした今回のアメリカ訪問で、拉致被害者の家族は、政府要人や、北朝鮮に拘束されたあと亡くなったアメリカ人大学生の家族らと相次いで面会しました。
4日(日本時間5日)、すべての日程を終えて会見した横田めぐみさんの弟の拓也さんは「要職にある人たちが支持を表明してくれた。私たちが求めるのはすべての被害者の帰国であり、段階的な人質外交は許されません。北朝鮮は拉致問題での前進を図ってほしい」と求めました。
また、田口八重子さんの長男の飯塚耕一郎さんは「核の問題に注目が集まっていますが、拉致問題でも浸透が図れたと思う。アメリカ側からは前向きなコメントをもらったが、このあとの展開を注視したい」と話しました。
そのうえで今後の日本政府の対応について、横田さんは「最終的に拉致問題の解決に責任を持つのは、アメリカ政府ではなく日本政府です。日本政府のスタンスが問われているのであり、被害者全員の一括帰国を主張し続けてほしい」と求めました。
家族らは日本時間の6日、ワシントンを出発し、帰国の途につきます。
4日(日本時間5日)、すべての日程を終えて会見した横田めぐみさんの弟の拓也さんは「要職にある人たちが支持を表明してくれた。私たちが求めるのはすべての被害者の帰国であり、段階的な人質外交は許されません。北朝鮮は拉致問題での前進を図ってほしい」と求めました。
また、田口八重子さんの長男の飯塚耕一郎さんは「核の問題に注目が集まっていますが、拉致問題でも浸透が図れたと思う。アメリカ側からは前向きなコメントをもらったが、このあとの展開を注視したい」と話しました。
そのうえで今後の日本政府の対応について、横田さんは「最終的に拉致問題の解決に責任を持つのは、アメリカ政府ではなく日本政府です。日本政府のスタンスが問われているのであり、被害者全員の一括帰国を主張し続けてほしい」と求めました。
家族らは日本時間の6日、ワシントンを出発し、帰国の途につきます。
ソース:NHK ニュース