収入しゅうにゅう印紙いんしデザインが一新いっしん 偽造ぎぞう防止ぼうし技術ぎじゅつが満載まんさい

収入しゅうにゅう印紙いんしの偽造ぎぞうが後ごを絶たたないことから、国税庁こくぜいちょうは、額面がくめん２に０ぜろ０ぜろ円えん以上いじょうの１いち９きゅう種類しゅるいについて、来月らいげつから偽造ぎぞう防止ぼうしの加工かこうを施ほどこしたデザインに一新いっしんすることを決きめました。

契約けいやく書しょを作つくった際さいや、国くにの機関きかんに手数料てすうりょうを支払しはらった際さいなどに利用りようされる収入しゅうにゅう印紙いんしは、年間ねんかんおよそ３さん億おく枚まい発行はっこうされていますが、ここ数すう年ねん、偽造ぎぞうされた印紙いんしが見みつかっています。

３さん年ねん前まえには、各地かくちの郵便ゆうびん局きょくに偽造ぎぞうされたおよそ８はち万まん５ご０ぜろ０ぜろ０ぜろ枚まいが持ち込もちこまれ、交換こうかん手続てつづきで、本物ほんものがだまし取だましとられる被害ひがいがありました。

このため国税庁こくぜいちょうは、３さん１いち種類しゅるいある収入しゅうにゅう印紙いんしのうち、額面がくめんが２に０ぜろ０ぜろ円えん以上いじょうの１いち９きゅう種類しゅるいについて、来月らいげつからデザインを一新いっしんすることを決きめました。

デザインの変更へんこうは２に５ご年ねんぶりで、新あたらしい収入しゅうにゅう印紙いんしには見みる角度かくどを変かえると「日本にっぽん」という文字もじやサクラの花はなの絵えが立体りったい的てきに浮うかぶほか、ブラックライトで照てらすとローマ字ろ-まじの「ＮＩＰＰＯＮ」という文字もじなどが光ひかって見みえる特殊とくしゅなインキを使つかった偽造ぎぞう防止ぼうしの加工かこうが施ほどこされています。

国税庁こくぜいちょうは「２に５ご年ねんを経へて偽造ぎぞう防止ぼうしの技術ぎじゅつが時代じだい後おくれになっていた。デザインを変かえることで偽造ぎぞうされた印紙いんしの流通りゅうつうを食い止くいとめたい」としています。

ソース：NHK ニュース