「もうおねがい ゆるしてください」死亡しぼうした5歳さい女児じょじのノート

東京とうきょう 目黒めぐろ区くで５ご歳さいの女の子おんなのこが死亡しぼうし、父親ちちおやが暴行ぼうこうを加くわえたとして逮捕たいほ・起訴きそされた事件じけん。自宅じたくの捜索そうさくで見みつかったノートには、女の子おんなのこが鉛筆えんぴつで書かいた書き込かきこみが見みつかりました。

警視庁けいしちょうによりますと、死亡しぼうした船戸ふなと結ゆい愛あいちゃん（当時とうじ５ご）は、しつけと称しょうして、毎日まいにち午前ごぜん４よん時じごろに自分じぶんで起おきて体重たいじゅうを測はかったり、ひらがなを書かく練習れんしゅうをしたりすることを命めいじられていました。

自宅じたくの捜索そうさくで見みつかったノートには、結ゆい愛あいちゃんが鉛筆えんぴつで書かいた書き込かきこみが見みつかりました。

この中なかでは

「もうパパとママにいわれなくても

　しっかりとじぶんから

　きょうよりはもっともっと

　あしたはできるようにするから

　もうおねがいゆるしてください おねがいします

　ほんとうにもうおなじことはしません ゆるして

　きのうぜんぜんできてなかったこと

　これまでまいにちしてきたこと なおします

　あそぶってあほみたいだから

　ぜったいぜったいやらないから やくそくします」

などと書かかれていました。

結ゆい愛あいちゃんは父親ちちおやに「太ふとっている」と指摘してきされたことから、食事しょくじは１いち食しょくにつきスープ１いち杯はいか、おわんに半分はんぶんのご飯ごはんとみそ汁じるなどしか与あたえられず、ノートには自分じぶんで測はかった体重たいじゅうを毎日まいにち、書き記かきしるしていたということです。

ソース：NHK ニュース