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車を運転する75歳以上の5万人以上が「認知症の可能性」
2018-06-08 15:50:00

お年寄りが車を運転していて交通事故を起こすことが大きな問題になっています。
このため、去年の3月に法律が変わりました。車を運転する75歳以上のお年寄りは、3年に1回車の免許を更新するときに、脳に問題がないか調べるテストを受けることになりました。
警察庁によると、このテストで「認知症」という脳の病気の可能性があると言われた人は約1年で5万7099人いました。そして、この中の1892人が、医者が調べて認知症だとわかりました。警察は、この人たちに車の運転をさせないようにしました。
医者が調べる前に、自分で運転をやめることを決めて、警察に免許を返した人は1万3563人いました。自分の運転が心配になって、去年警察に免許を返した75歳以上の人は全部で25万3937人いました。おととしの1.5倍に増えて、今まででいちばん多くなりました。
ソース:NHK ニュース