Hiện Furigana
「すばらしい進展」トランプ大統領 疑問視ある中 成果アピール
2018-06-13 02:15:10

米朝首脳会談を終え、アメリカのトランプ大統領は帰国する途中、「北朝鮮の非核化ですばらしい進展があった」と強調し、成果を疑問視する声が出る中、進展をアピールしました。
12日、シンガポールで史上初の米朝首脳会談を行ったトランプ大統領は帰国する途中、ツイッターに「北朝鮮の非核化ですばらしい進展があった」と投稿しました。
そのうえで「人質は戻り、ミサイルの発射もない。キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長とはうまくやれた。戦争は誰でもできるが、最も勇気のある者だけが平和をもたらすことができる」と書き込み、成果を強調しました。
さらに「キム委員長は安全と繁栄の新たな時代に導いた指導者として記憶される可能性がある。輝かしい未来に向けて大胆な一歩を踏み出したことに感謝したい」と投稿し、キム委員長をたたえました。
またトランプ大統領はFOXニュースのインタビューで「私が非核化の必要性を話したら、キム委員長は十分理解し、争わなかった。キム委員長は帰国したら直ちに非核化のプロセスを始めると確信している」と述べました。
トランプ大統領としては、米朝首脳会談の共同声明についてアメリカの議会やメディアから「非核化に向けた具体的な行動などが盛り込まれていない」として成果を疑問視する声が出る中、進展をアピールしたい考えです。
そのうえで「人質は戻り、ミサイルの発射もない。キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長とはうまくやれた。戦争は誰でもできるが、最も勇気のある者だけが平和をもたらすことができる」と書き込み、成果を強調しました。
さらに「キム委員長は安全と繁栄の新たな時代に導いた指導者として記憶される可能性がある。輝かしい未来に向けて大胆な一歩を踏み出したことに感謝したい」と投稿し、キム委員長をたたえました。
またトランプ大統領はFOXニュースのインタビューで「私が非核化の必要性を話したら、キム委員長は十分理解し、争わなかった。キム委員長は帰国したら直ちに非核化のプロセスを始めると確信している」と述べました。
トランプ大統領としては、米朝首脳会談の共同声明についてアメリカの議会やメディアから「非核化に向けた具体的な行動などが盛り込まれていない」として成果を疑問視する声が出る中、進展をアピールしたい考えです。
米韓演習中止の可能性に批判も
トランプ大統領が米韓合同軍事演習を中止する可能性に言及したことについて、アメリカ議会の野党・民主党などからは「北朝鮮に譲歩しすぎだ」と批判が出ています。
一方、アメリカ国防総省のホワイト報道官は12日、声明を出し、「この地域におけるわれわれの同盟関係は引き続き強固だ」として、米朝の交渉が日本や韓国との同盟関係に影響を与えることはないという認識を示しました。
また、「国防総省は米朝首脳会談の結果を歓迎し、外交的な取り組みを支持する。米朝首脳会談は朝鮮半島の完全で検証可能かつ不可逆的な非核化という目標への一歩だ」と評価しました。
一方、アメリカ国防総省のホワイト報道官は12日、声明を出し、「この地域におけるわれわれの同盟関係は引き続き強固だ」として、米朝の交渉が日本や韓国との同盟関係に影響を与えることはないという認識を示しました。
また、「国防総省は米朝首脳会談の結果を歓迎し、外交的な取り組みを支持する。米朝首脳会談は朝鮮半島の完全で検証可能かつ不可逆的な非核化という目標への一歩だ」と評価しました。
ソース:NHK ニュース