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NASA「愛する人が危篤に」火星探査機と通信途絶える
2018-06-13 23:57:13

火星では現在、激しい砂嵐が起きていて、火星から画像を送り続けてきた探査機「オポチュニティー」と通信できなくなっていると、NASA=アメリカ航空宇宙局が発表しました。NASAは、砂嵐が収まるのを待って復旧を図ることにしています。
NASAによりますと、火星では、先月末から砂嵐が激しくなり、現在は火星の表面の4分の1に当たるおよそ3500万平方キロ、アメリカとカナダ、それにロシアを合わせたほどの広大な範囲が砂嵐に覆われています。
NASAによりますと、探査機オポチュニティーは砂嵐の中にあるため、今月10日を最後に通信できなくなっているということです。太陽の光が届かないために充電できないうえ、最後に通信できたときは、表面の温度が氷点下30度にまで下がっていたということで、オポチュニティーは危機にさらされているとしています。
オポチュニティーは電力の消費を防ぐため、ほとんどの装置を停止しており、NASAは、砂嵐が収まるのを待って復旧を図ることにしています。
オポチュニティーは、2004年1月に火星の表面に降りたったあと、3か月とされた活動期間を大幅に超えて、14年以上たった今も詳しい画像を送信し続け、地質などの分析に貢献しています。
NASAの担当者は、「愛する人が危篤になったようなもので、とても心配している。砂嵐がいつまで続くかわからないが、復旧できることを願っている」と話しています。
NASAによりますと、探査機オポチュニティーは砂嵐の中にあるため、今月10日を最後に通信できなくなっているということです。太陽の光が届かないために充電できないうえ、最後に通信できたときは、表面の温度が氷点下30度にまで下がっていたということで、オポチュニティーは危機にさらされているとしています。
オポチュニティーは電力の消費を防ぐため、ほとんどの装置を停止しており、NASAは、砂嵐が収まるのを待って復旧を図ることにしています。
オポチュニティーは、2004年1月に火星の表面に降りたったあと、3か月とされた活動期間を大幅に超えて、14年以上たった今も詳しい画像を送信し続け、地質などの分析に貢献しています。
NASAの担当者は、「愛する人が危篤になったようなもので、とても心配している。砂嵐がいつまで続くかわからないが、復旧できることを願っている」と話しています。
ソース:NHK ニュース