Hiện Furigana
台湾景勝地で自転車レース 去年死亡の日本人の遺族が応援
2018-06-24 06:19:55

台湾有数の景勝地で自転車のロードレースが開かれ、去年のレース直前に落石事故で亡くなった日本人男性の遺族が、選手たちを現地で激励しました。
台湾有数の景勝地である東部、花蓮県の太魯閣渓谷では毎年、海抜0メールからおよそ3200メートルのゴール地点を目指す自転車のロードレースが開かれていますが、去年はレースの前日、参加予定だった静岡県出身の白井寛之さんが練習中に落石事故で死亡し、大会は中止となりました。
2年ぶりの開催となったレースには、台湾のほか日本やインドネシアなどから380人が参加し、開会式では亡くなった白井さんの父親、白井良一さん(68)があいさつしました。
白井さんは「息子は、美しく愛がいっぱいの台湾を自転車で走るのが大好きでした。きょうは一緒に走れませんが、空の上から応援しています」などと参加者を激励しました。
その後、標高2000メートル以上の地点で、寛之さんの遺影を持って選手たちに声援を送っていました。
白井さんは「選手の中に息子がいたらいいなと思いながら応援しました。世界中から参加者が大勢集まりいつまでも続く大会であってほしい、それが息子と私の思いです」と話していました。
地元の主催団体の代表は「白井さんの思いに応えるためにも安全に配慮し、今後も開催していきたい」と話していました。
2年ぶりの開催となったレースには、台湾のほか日本やインドネシアなどから380人が参加し、開会式では亡くなった白井さんの父親、白井良一さん(68)があいさつしました。
白井さんは「息子は、美しく愛がいっぱいの台湾を自転車で走るのが大好きでした。きょうは一緒に走れませんが、空の上から応援しています」などと参加者を激励しました。
その後、標高2000メートル以上の地点で、寛之さんの遺影を持って選手たちに声援を送っていました。
白井さんは「選手の中に息子がいたらいいなと思いながら応援しました。世界中から参加者が大勢集まりいつまでも続く大会であってほしい、それが息子と私の思いです」と話していました。
地元の主催団体の代表は「白井さんの思いに応えるためにも安全に配慮し、今後も開催していきたい」と話していました。
ソース:NHK ニュース