日本のJAXAが4年前に打ち上げた「はやぶさ2」が27日、リュウグウという星に着きました。リュウグウは直径900mぐらいの小さい星で、地球から3億kmの所にあります。
「はやぶさ2」はこれから2か月ぐらい、リュウグウの周りを飛びながら星の表面を細かく調べます。そして、来年の春までに3回リュウグウに下りて石を取ります。来年12月ごろリュウグウを出発して、1年ぐらいで地球に帰る予定です。
リュウグウの石には、太陽の周りの星が生まれたころの水や有機物が残っていると考えられています。「はやぶさ2」が取った石を調べたら、地球の生き物がどうやって生まれたか、わかるかもしれません。