Hiện Furigana
タイの洞窟遭難 雨の量少なく捜索に進展
2018-07-01 09:24:08

タイ北部の洞窟で続く少年ら13人の捜索は6月30日から1日にかけて雨の量が少なかったこともあって作業が進展し、捜索隊のダイバーが洞窟の奥へと進めるようになってきています。
タイ北部のチェンライ県では先月23日から地元のサッカーチームに所属する少年12人とコーチの合わせて13人の行方が分からなくなっていて、洞窟に入ったあと流れ込んだ雨水に阻まれて出られなくなったとみられています。
現場は6月30日から1日にかけて雨の量が少なかったため洞窟の排水作業が進み、捜索隊が活動できるようになっています。
タイの海軍によりますとダイバーが長時間捜索にあたれるよう大量の空気ボンベを洞窟内に持ち込み、およそ25メートルおきに配置しました。
さらに洞窟の入り口から1.5キロにある水につかっていない小高い場所に拠点を設け、すでに25人ほどが活動しています。
このようにダイバーの支援態勢を固めたことでこれまでのところ洞窟の入り口からおよそ3キロまでは到達できたということです。
捜索に加わっているベルギー人のダイバーは記者団に対し「少年たちにかなり近づいている」と話し、捜索が進展しているとの見方を示しました。
少年らが水を避けながら待機している可能性がある場所まではさらにおよそ2キロあり、捜索隊は到達を急いでいます。
現場は6月30日から1日にかけて雨の量が少なかったため洞窟の排水作業が進み、捜索隊が活動できるようになっています。
タイの海軍によりますとダイバーが長時間捜索にあたれるよう大量の空気ボンベを洞窟内に持ち込み、およそ25メートルおきに配置しました。
さらに洞窟の入り口から1.5キロにある水につかっていない小高い場所に拠点を設け、すでに25人ほどが活動しています。
このようにダイバーの支援態勢を固めたことでこれまでのところ洞窟の入り口からおよそ3キロまでは到達できたということです。
捜索に加わっているベルギー人のダイバーは記者団に対し「少年たちにかなり近づいている」と話し、捜索が進展しているとの見方を示しました。
少年らが水を避けながら待機している可能性がある場所まではさらにおよそ2キロあり、捜索隊は到達を急いでいます。
洞窟と少年らの推定位置
少年ら13人が遭難したとみられる洞窟「タム・ルアン」は、奥行きがおよそ10キロあるタイで4番目に規模の大きな洞窟です。
入り口はタイ語で「パー・ミー」=熊の絶壁と呼ばれる非常に険しい山の中腹にあります。少年らはこの入り口からおよそ5キロ入ったところにある小高くなった場所で水を避けながら救出を待っている可能性があるとして捜索が続けられています。
捜索活動は今、2つの方向から行われています。
入り口はタイ語で「パー・ミー」=熊の絶壁と呼ばれる非常に険しい山の中腹にあります。少年らはこの入り口からおよそ5キロ入ったところにある小高くなった場所で水を避けながら救出を待っている可能性があるとして捜索が続けられています。
捜索活動は今、2つの方向から行われています。
洞窟入り口からの捜索
まず、捜索活動の中心となっているのが洞窟の入り口からのアプローチです。入り口から奥へは一気に下り坂になります。
大雨が続いた先週はこの入り口付近まで水につかり、捜索が進みませんでした。
6月30日から1日にかけて雨が止み、洞窟内の排水作業が進んだことから、軍のダイバーが奥に進み始めています。
とはいえ、洞窟の中はいまだに大部分が濁った水につかり激しい流れもあるということです。
ところどころには小高くなって歩ける場所があり、少年たちの靴やバッグなどが見つかっています。
ダイバーは活動に必要となる空気ボンベを大量に運び込みながら少しずつ奥へ奥へと捜索の範囲を広げています。
1本で40分使える空気ボンベを1日だけで200本持ち込み、およそ25メートルおきに配置して、空気が不足したダイバーがすぐに新しいものと交換できるようにしています。
また、暗い洞窟と濁った水のなかでも迷うことがないよう道しるべとなるガイドロープを設置しつつ前へ進んでいます。
洞窟の入り口から1.5キロ地点にある小高くなった場所には拠点を設け、すでに、25人ほどが活動しているということです。
このほかの小高くなった場所にも食糧、電源などを置いています。
軍は、こうした活動により、これまでのところ入り口からおよそ3キロまではダイバーが到達できたと話しています。
少年らが待機していると推定される場所までは残りおよそ2キロになります。
この区間にはまず、深さが5メートル長さ15メートルにわたって大量の雨水がたまっている場所があり、ダイバーはその先へは進めていません。
この難所を越えたあとには長さ400メートルほど歩ける小高い場所があることがわかっていますが、その先は大部分が浸水しているとみられ、詳細はわかっていません。
大雨が続いた先週はこの入り口付近まで水につかり、捜索が進みませんでした。
6月30日から1日にかけて雨が止み、洞窟内の排水作業が進んだことから、軍のダイバーが奥に進み始めています。
とはいえ、洞窟の中はいまだに大部分が濁った水につかり激しい流れもあるということです。
ところどころには小高くなって歩ける場所があり、少年たちの靴やバッグなどが見つかっています。
ダイバーは活動に必要となる空気ボンベを大量に運び込みながら少しずつ奥へ奥へと捜索の範囲を広げています。
1本で40分使える空気ボンベを1日だけで200本持ち込み、およそ25メートルおきに配置して、空気が不足したダイバーがすぐに新しいものと交換できるようにしています。
また、暗い洞窟と濁った水のなかでも迷うことがないよう道しるべとなるガイドロープを設置しつつ前へ進んでいます。
洞窟の入り口から1.5キロ地点にある小高くなった場所には拠点を設け、すでに、25人ほどが活動しているということです。
このほかの小高くなった場所にも食糧、電源などを置いています。
軍は、こうした活動により、これまでのところ入り口からおよそ3キロまではダイバーが到達できたと話しています。
少年らが待機していると推定される場所までは残りおよそ2キロになります。
この区間にはまず、深さが5メートル長さ15メートルにわたって大量の雨水がたまっている場所があり、ダイバーはその先へは進めていません。
この難所を越えたあとには長さ400メートルほど歩ける小高い場所があることがわかっていますが、その先は大部分が浸水しているとみられ、詳細はわかっていません。
縦穴からの捜索
一方、洞窟につながる縦穴からのアプローチも行われています。捜索隊が山に登ったり、ドローンを使ったりして、縦穴を探しています。
これまでに少なくとも6つの縦穴が見つかり、このうち1つについては、およそ200メートル奥にまで進むことができましたが、その先は穴が小さくなり、人が通り抜けることができなかったということです。
このためドリルなどを使って、穴を広げることができないか、検討しています。
これまでに少なくとも6つの縦穴が見つかり、このうち1つについては、およそ200メートル奥にまで進むことができましたが、その先は穴が小さくなり、人が通り抜けることができなかったということです。
このためドリルなどを使って、穴を広げることができないか、検討しています。
救助物資の送り込みも
また、タイの軍は、こうした縦穴や水の流れを利用して少年らが待機していると推定される場所に向けて救助物資を送り込むことも試みています。
救助物資はプラスチックケースに入れられ、食料のほか、携帯電話なども入れられ、少年らが受け取った際には居場所を知らせるよう求めています。
救助物資はプラスチックケースに入れられ、食料のほか、携帯電話なども入れられ、少年らが受け取った際には居場所を知らせるよう求めています。
ソース:NHK ニュース