コロンビア 設計せっけいミスで山やまあいの巨大きょだいな橋はしを爆破ばくは

コロンビアの山やまあいで建設けんせつが進すすめられていた巨大きょだいなつり橋つりばしに設計せっけいミスがあることがわかり、安全あんぜんを確保かくほするため、橋はしを爆破ばくはする作業さぎょうが行おこなわれ、およそ300メートル下かの谷たに底そこに崩れ落くずれおちていきました。

爆破ばくはされたのは、コロンビアの首都しゅとボゴタ郊外こうがいの山やまあいに建設けんせつされていた巨大きょだいなつり橋つりばしです。

11日にちに行おこなわれた作業さぎょうには、100キロ以上いじょうの爆薬ばくやくが使つかわれたということで、橋はしが爆破ばくはされると、ごう音ごうおんとともに煙けむりを上あげながら、わずか５ご秒びょうほどで粉々こなごなになって、およそ300メートル下かの谷たに底そこに崩れ落くずれおちていきました。

この橋はしは、完成かんせいすればおよそ450メートルもの長ながさになる予定よていでしたが、ことし１月いちがつ、建設けんせつ中ちゅうの橋はしの一部いちぶが落下らっかし、作業さぎょう員いん10人にんが死亡しぼうする事故じこが起おきたため、工事こうじが中断ちゅうだんされていました。

地元じもと当局とうきょくが事故じこの原因げんいんを調しらべた結果けっか、設計せっけいミスがあることがわかり安全あんぜんを確保かくほするため、爆破ばくはすることを決きめたということです。

この橋はしは、首都しゅとにつながる新あらたな道路どうろとして期待きたいされていたことから、地元じもと当局とうきょくでは今後こんご、同おなじ場所ばしょに再ふたたび橋はしを建設けんせつすることにしています。

ソース：NHK ニュース