新型しんがたコロナワクチン 自衛隊じえいたい 医療いりょう従事じゅうじ者しゃへの優先ゆうせん接種せっしゅ始はじまる

医療いりょう従事じゅうじ者しゃを対象たいしょうにした新型しんがたコロナウイルスのワクチンの「優先ゆうせん接種せっしゅ」が進すすめられる中なか、8日にちから自衛隊じえいたいで働はたらく医師いしや看護かんご師し、「医い官かん」や「看護かんご官かん」などへの接種せっしゅが始はじまりました。

自衛隊じえいたいの医療いりょう従事じゅうじ者しゃへの優先ゆうせん接種せっしゅは、東京とうきょう 世田谷せたがや区くにある「自衛隊じえいたい中央ちゅうおう病院びょういん」で始はじまりました。

はじめに、アレルギーの有無うむや体調たいちょうについて問診もんしんを受うけてから1人にんずつ接種せっしゅを受うける部屋へやに入はいり、接種せっしゅのあとは、副ふく反応はんのうが出でないかなど経過けいかを観察かんさつするため、15分ふんほど待機たいきしていました。

「自衛隊じえいたい中央ちゅうおう病院びょういん」では事務じむ職員しょくいんなどを含ふくめ、およそ1000人にんいる全ぜん職員しょくいんが接種せっしゅを受うけることになっていて、8日にちは手順てじゅんを確認かくにんするため福島ふくしま功こう二に病院びょういん長ちょうなど5人にんが試験しけん的てきに接種せっしゅを受うけたということです。

防衛ぼうえい省しょうによりますと、自衛隊じえいたいでは全国ぜんこくの自衛隊じえいたい病院びょういんで勤務きんむする医い官かんや看護かんご官かんのほか、部隊ぶたいの衛生えいせい隊員たいいんや離島りとうで患者かんじゃの救急きゅうきゅう搬送はんそうにあたる隊員たいいんなど合あわせておよそ1万まん4000人にんが優先ゆうせん接種せっしゅの対象たいしょうになっていて、ワクチンが届とどいたところから、順次じゅんじ、接種せっしゅが進すすめられるということです。

自衛隊じえいたい中央ちゅうおう病院びょういんの福島ふくしま病院びょういん長ちょうは「あすから本格ほんかく的てきな接種せっしゅが始はじまるので、しっかりとワクチンを管理かんりし、副ふく反応はんのうに注意ちゅういしながら接種せっしゅを進すすめていきたい」と話はなしていました。

ソース：NHK ニュース