和紙わしの技術ぎじゅつ　「無形むけい文化遺産ぶんかいさんにしたほうがいい」

日本にっぽんの３つの県けんの和紙わしを作つくる技術ぎじゅつが、ユネスコ＝ＵＮＥＳＣＯの「無形むけい文化遺産ぶんかいさん」になる可能性かのうせいが高たかくなりました。ユネスコは世界せかいの伝統でんとう文化ぶんかを守まもるために無形むけい文化遺産ぶんかいさんを選えらんでいます。

この３つの和紙わしは、島根しまね県けんの「石州せきしゅう半紙ばんし」と岐阜県ぎふけんの「本ほん美濃みの紙し」、埼玉県さいたまけんの「細川ほそかわ紙し」です。３つの和紙わしは「こうぞ」という木きだけを使つかって、昔むかしと同おなじように手てで作つくっています。

「石州せきしゅう半紙ばんし」は２００９年ねんに無形むけい文化遺産ぶんかいさんになっています。日本にっぽんの政府せいふは和紙わしを作つくる技術ぎじゅつを、世界せかいにもっとＰＲしようと、３つの和紙わしを去年きょねん一緒いっしょに推薦すいせんしました。

無形むけい文化遺産ぶんかいさんの調査ちょうさをする人ひとたちは「昔むかしからの技術ぎじゅつを大切たいせつに伝つたえているため、無形むけい文化遺産ぶんかいさんにしたほうがいい」とユネスコに伝つたえました。１１月がつにパリで行おこなうユネスコの会議かいぎで、正式せいしきに決きまる予定よていです。

ソース：NHK ニュース