显示注音假名
大相撲 40歳の十両 安美錦 通算出場が歴代3位に 寺尾に並ぶ
2019-05-18 07:33:34

大相撲夏場所は7日目、現役の関取最年長の40歳で十両の安美錦が、18日の取組で1795回目の出場を果たし、通算出場歴代3位となり、相撲界で鉄人と言われた寺尾の記録に並びました。
今場所、西の十両10枚目の安美錦は、夏場所7日目の18日、美ノ海と対戦し通算の出場が1795回となり、歴代3位の寺尾の記録に並びました。
安美錦は、土俵際で持ち味の粘りをみせ突き落としで勝ちました。
青森県出身の安美錦は、現役の関取では最年長の40歳。
平成9年の初場所で初土俵を踏み平成12年の名古屋場所で新入幕を果たしました。
しかし、じん帯の断裂や半月板の損傷など両ひざのたび重なるけがに苦しみ、平成28年の夏場所では左のアキレスけんを断裂しました。
それでも地道なリハビリで復帰し、よくとしの九州場所では史上最年長となる39歳で返り入幕を果たすなど、今場所も関取を続けています。
節目の一番を白星で飾った安美錦は「片足でなんとか残せたのでよかった」と振り返ったうえで、「寺尾関は、鉄人と呼ばれてずっと出続けていた印象だ。自分は鉄人ではなく体はぼろぼろだけど、そういう人に並べてうれしい」と話しました。
長く現役を続けてこられたことについて「変えることも変えないことも大事で、柔軟な姿勢が必要だ。稽古ができないならやり方を変えたりね。誰のことばであっても素直に参考にしようと思っている。報道陣の皆さんのことばであってもね」と話しました。
ことし土俵生活23年目を迎え、また一つ偉大な実績を残した大ベテランは「お疲れ様です。前を失礼します」と実った稲穂のようにこうべを垂れて報道陣を笑わせたあと、風呂場に消えて行きました。
安美錦は、土俵際で持ち味の粘りをみせ突き落としで勝ちました。
青森県出身の安美錦は、現役の関取では最年長の40歳。
平成9年の初場所で初土俵を踏み平成12年の名古屋場所で新入幕を果たしました。
しかし、じん帯の断裂や半月板の損傷など両ひざのたび重なるけがに苦しみ、平成28年の夏場所では左のアキレスけんを断裂しました。
それでも地道なリハビリで復帰し、よくとしの九州場所では史上最年長となる39歳で返り入幕を果たすなど、今場所も関取を続けています。
節目の一番を白星で飾った安美錦は「片足でなんとか残せたのでよかった」と振り返ったうえで、「寺尾関は、鉄人と呼ばれてずっと出続けていた印象だ。自分は鉄人ではなく体はぼろぼろだけど、そういう人に並べてうれしい」と話しました。
長く現役を続けてこられたことについて「変えることも変えないことも大事で、柔軟な姿勢が必要だ。稽古ができないならやり方を変えたりね。誰のことばであっても素直に参考にしようと思っている。報道陣の皆さんのことばであってもね」と話しました。
ことし土俵生活23年目を迎え、また一つ偉大な実績を残した大ベテランは「お疲れ様です。前を失礼します」と実った稲穂のようにこうべを垂れて報道陣を笑わせたあと、風呂場に消えて行きました。
ソース:NHK ニュース