「ＡＩが意識いしきを持もった」と主張しゅちょうのエンジニア、グーグルが解雇かいこ

米べいグーグルは、「ＡＩ（人工知能じんこうちのう）が意識いしきを持もつようになった」と主張しゅちょうしたエンジニアを解雇かいこしたことを確認かくにんしました。従業員規定違反じゅうぎょういんきていいはんや情報じょうほうセキュリティー規定違反きていいはんを理由りゆうとしています。

グーグルのソフトウェアエンジニアだったブレイク・ルモワン氏しは、「ＬａＭＤＡ」と呼よばれる同社どうしゃの未公開みこうかいのＡＩシステムが、何千回なんせんかいものメッセージのやり取とりを経へて、意識いしきをもつレベルに到達とうたつしたと主張しゅちょうしていました。

グーグルは６月がつにルモワン氏しを休職扱きゅうしょくあつかいとし、同氏どうしの主張しゅちょうについては徹底検証てっていけんしょうを行おこなった結果けっか、「一切いっさいの根拠こんきょなし」と判断はんだんして退どけていました。報道ほうどうによると、同氏どうしは７年前ねんまえからグーグルの親会社おやがいしゃアルファベットに勤務きんむしていました。

グーグルが開発かいはつしているＬａＭＤＡなどのＡＩは、大量たいりょうの文章ぶんしょうからパターンを見みつけ出だし、単語たんごの並ならびを予測よそくすることで書かかれた言葉ことばに反応はんのうできます。

ソース：NHK ニュース