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雪女ゆきおんなの涙なみだ

2026-10-1601:00:30
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むかし、山やまに住すんでいた雪女ゆきおんなの話はなしです。
ある雪ゆきがたくさん降ふる夜よる、一人ひとりの美うつくしい娘むすめが旅たびをしていました。娘むすめは白しろい着物きものを着きていました。娘むすめは東ひがしの家いえに泊とまりたいと思おもいましたが、家いえの人ひとは娘むすめを追おい返かえしました。
娘むすめはしかたなく、近ちかくの西にしの家いえに行いきました。西にしの家いえのおじいさんは、昔むかしこの娘むすめに会あったことがあるような気きがしました。おじいさんは娘むすめを家いえに入いれて、温あたたかい食たべ物ものを出だしました。貧まずしい家いえでしたが、娘むすめを大切たいせつにもてなしました。
娘むすめはとてもうれしくて、涙なみだを流ながしました。夜よる、みんなが寝ねた後あとも、娘むすめはずっと泣ないていました。
次つぎの日ひの朝あさ、娘むすめの姿すがたはもうありませんでした。ただ、濡ぬれた着物きものだけが残のこっていました。その着物きものの中なかには、たくさんのお金おかねが入はいっていました。
この娘むすめは雪女ゆきおんなだったのです。人々ひとびとの親切しんせつな心こころに感動かんどうして、うれし涙なみだを流ながしているうちに、体からだが溶とけてしまったのでした。
この話はなしは、雪ゆきの日ひに旅たびをする人ひとに親切しんせつにすると、幸しあわせが訪おとずれるということを教おしえてくれます。
ソース:Todaii Japanese