
接していたものの間隔がひらいた状態になる。

ある場所との間にある程度の距離がある。 へだたる。

心理的な緊密さがなくなる。 (ア)親近感や信頼感が次第になくなる。

気持ちが~・れる


人心が政権から~・れる

(イ)ある思いが頭からなくなる。 普通, 打ち消しの形で使う。 「このことがいつも頭を~・れないのです」

二者の数値が大きく違う。 ひらく。

あの夫婦は年が一〇歳も~・れている


人と人との間隔が大きくなる。

今までいた場所から遠ざかる。

しばらく東京を~・れる


席を~・れる

「親もとを~・れて暮らす」

官職・地位を退く。 退職・退任する。 また, 持ち場から立ち去る。 離脱する。

職を~・れる


理事のポストを~・れる

「戦列を~・れる」「多日(シバラク)月給に~・れるやうな事があつても/婦系図(鏡花)」

かかわりあいが薄くなる。

戸などが開いた状態になる。

格子を探り給へば~・れたる所もありけり/狭衣2


除外される。 はずれる。

右の大殿・致仕の大殿の族(ゾウ)を~・れて, きらきらしう清げなる人はなき世なり/源氏(竹河)

〔

放つ

に対する自動詞〕
︱慣用︱ 手が~・手を~/つかず離れず