※一※ (名)

人体で, 脊柱(セキチユウ)の下部から骨盤のあたり。 体の後ろ側で胴のくびれているあたりから, 一番張っているあたりまでを漠然とさす。 上体を曲げたり回したりするときの軸になり, 体を動かしたり姿勢を保ったりするときに重要なところ。 人間以外の動物にもこれをあてて言うことがある。

~を下ろす


袴・裳(モ)などの{

}にあたる部分。 また, そのあたりに結ぶ紐。

物事の{

}とみなされる部分。 (ア)壁・建具などの下半部。 特に, 構造や仕上げが上部と異なっている部分。 (イ)山の中程より麓(フモト)に近い部分。 (ウ)和歌で, 第三句の五文字。

物事の中途で, 肝心なところ。

~を折る


容易に折れたりしないで, 元の状態を保とうとする力。 練り上げた物のねばり, 板・棒などの弾力, 糸・布・紙などの張りなどをいう。 靭(ジン)性。

(他の語の下に付いて)物事をしようとする時の姿勢・態度。
※二※ (接尾)
助数詞。

腰に差したり着けたりするものを数えるのに用いる。

袴一(ヒト)~


箙(エビラ)に盛った一盛りを単位として矢を数えるのに用いる。 本数は一定しない。

五十~の矢/平治(上)


蟇目(ヒキメ)の矢四筋をいう。
~が重(オモ)・い
なかなか行動を起こさない。 なかなかその気にならない。
~が軽・い

気軽に立ち働く。

軽率に行動する。
~が砕(クダ)・ける

腰の安定を失う。 腰の力が抜ける。

気力を失って中途で挫折する。 腰くだけになる。
~が据(ス)わ・る
落ち着いて物事をする。
~が高・い

腰の位置が高い。 相撲などで, 腰のすわりが不安定である。 腰高である。

横柄である。 尊大である。 頭(ズ)が高い。
⇔ 腰が低い

汝がやうな腰の高いやつめは, つかはれぬよ/狂言・口真似

~が立たない
座り込んだままで, 立とうとしても立ち上がることができない。
~が強・い

腰の力が強い。

気が強く, なかなかくじけない。

粘り気, 弾力性に富む。 腰がある。
~が抜・ける

腰に力がなくなって立つことができない。

驚きのあまり足腰が立たなくなる。

意気地がなくなる。 気力がくじける。
~が入(ハイ)・る

腰が安定している。

本気で物事に取り組む。
~が低・い

腰の位置が低い。

高ぶらないさま。 謙遜なさま。
⇔ 腰が高い

~・い人

~が弱・い

腰の力が弱い。

意気地がない。 弱気である。

粘り気, 弾力性がない。
~に梓(アズサ)の弓を張・る
老人の腰が曲がっているさまにいう。

老武者は~・り, 翁さびたる槍長刀を, かたげつれてぞ押し寄せたる/狂言・老武者

~を上・げる

座った姿勢から立ち上がる。

予定の会談を終わって~・げる


ようやくあることにとりかかる。

やっと重い~・げて仕事についた

~を入・れる

腰を安定させる。

~・れてバットを振る


あることを本気になってやる。 真剣に取り組む。 本腰を入れる。 身を入れる。

試験勉強に~・れる

~を浮か・す
立ち上がろうとして腰を少し上げる。
~を落ち着・ける

ある場所に落ち着く。 安住する。

落ち着いて物事を行う。 腰をすえる。
~を折・る

腰をかがめる。 体を前に曲げる。

中途で妨げる。 勢いをくじく。

話の~・る


頭を下げる。 屈服する。

少知に腰は折るまじと/浄瑠璃・津国女夫池

~を屈(カガ)・める
体を前に曲げる。 会釈する。
~を掛・ける
こしかける。

椅子に~・ける

~を据(ス)・える

どっかりとすわり込む。 すっかり落ち着く。

~・えて動かない


一つの事に全力を集中させる。

~・えて仕事に取り組む

~を抜か・す

腰に力が入らず立てなくなる。

非常に驚く。 あまり驚いて足腰が立たなくなる。
~を割・る
相撲で, 両足を開き膝を曲げ, 腰を低くした姿勢をとる。
ဂျပန်အဘိဓာန်