
物が光をさえぎった時, 光源と反対の側にできる, その物の黒い形。

夕日に~が長くのびる


光。 灯火。

水面や鏡などにうつるそのものの姿。

~をうつす


姿。 そのものの形。

近ごろ彼は~も見せない


うわさをすれば~

「見る~もない」

細部は明瞭でないがそのものの輪郭としてとらえられる姿・形。

~になるまで見送る


心の中に浮かぶ姿。 おもかげ。

~を慕う


表立っては見えない人や物の存在を暗示するもの。 特に, 不安・不吉な兆候。

本体そのものではないこと。 身代わり。

~武者


〔心〕
⇒ シャドー(2)

かすかな形だけで実体のないもの。

このかぐや姫, きと~になりぬ/竹取


やせ細った姿の形容。

~のやうにやせさらぼひつつ/宇治拾遺 6


本体に付き添って離れないもの。

よるべなみ身をこそとほくへだてつれ心は君が~となりにき/古今(恋三)


魂。

亡き御~どもも/源氏(宿木)


本物に似せて作ったもの。

真の小水竜は庫に納め~を作り持つたる故/浄瑠璃・雪女

~が薄・い

元気がなく見える。 生気にとぼしい。

存在が目立たない。 印象が弱い。
~が差・す

影ができる。

不吉な兆候が現れる。 また, 病気の兆候が現れる。

前途に不安な~・した


(日・月・灯火などの)光が当たる。

窓辺に月の~・す

~の形(カタチ)に=随(シタガ)う(=添(ソ)う)が如(ゴト)し
〔法句経(上)〕
影が本体から決して離れることのないように, 常に一緒にいて離れない。 形に影の添う如し。 形影相伴う。
~踏むばかり
きわめて近いことのたとえ。

立ち寄らば~近けれど誰かなこその関をすゑけむ/後撰(恋二)

~も形もない
全く姿が見えない。 何の形跡もない。
~を搏(ウ)つ
〔

管子(兵法)

より。 人の陰影を打つ意〕
手ごたえがないことのたとえ。
~を畏(オソ)れ迹(アト)を悪(ニク)む
〔

荘子(漁父)

より。 自分の影や足跡におびえ, それから逃れようとして走り続けた者が, 力尽きて死んだという故事から〕
心配事を自ら思い設けて, いたずらに心を乱すことのたとえ。
~を落と・す

光をなげかける。

自らの影を他の物の上に現す。 また, 自らの姿を水面などに映じる。

湖面に~・す岸辺の松


不幸・不吉・不安などをもたらす。

長びく戦争が国民生活に~・している

~を隠・す
姿を消す。 身をひそめる。

跡より追手のかかる者, 暫く~・さん為/浄瑠璃・一谷嫩軍記

~を潜(ヒソ)・める
姿を見せなくなる。 表立ったところから消える。
Японский словарь