カリフォルニア州しゅうの「メンソール煙草禁止令たばこきんしれい」が導入延期どうにゅうえんきに

　米国べいこくのタバコ業界ぎょうかいは1月がつ22日にち、カリフォルニア州しゅうが年初ねんしょから導入どうにゅうする予定よていだったフレーバー付つきタバコ製品せいひんの小売販売こうりはんばいを禁きんじる州法しゅうほうの適用てきようを、2022年ねん11月がつまで保留ほりゅうさせる決定けっていを勝かち取とりました。
　カリフォルニア州しゅうのギャビン・ニューサム知事ちじは昨年さくねん9月がつ、子供こどもや若者わかものの喫煙きつえんを減へらすため、メンソールやフルーツ味あじなどのフレーバー付つきタバコ製品せいひんの小売販売こうりはんばいを禁きんじるカリフォルニア州法しゅうほう（SB 793）に署名しょめいしました。これにより同法どうほうは、2021年ねん1月がつから適用てきようされる予定よていでした。この法律ほうりつに違反いはんした小売業者こうりぎょうしゃには、250ドルの罰金ばっきんが課かされるとされていました。
　しかし、タバコ大手おおてのフィリップ・モリスUSAとR.J.レイノルズ・タバコ・カンパニーが資金しきんを提供ていきょうするカリフォルニア公正連合こうせいれんごう（California Coalition For Fairness）は、この法律ほうりつを覆くつがえすために十分じゅうぶんな署名しょめいを集あつめ、2022年ねん11月がつの住民投票じゅうみんとうひょうでその是非ぜひを問とうという決定けっていを勝かち取とりました。

ソース：NHK ニュース