ないで 的日语查询结果
ないで
ないで
(連語)
〔近世初期から関東方言に用いられ, 江戸語以降広く用いられるようになった。 江戸語でのくだけた言い方では「ねえで」となる〕
動詞および動詞型活用の助動詞の未然形に接続する。
(1)打ち消しの意味で下に続ける。
「勉強もし~, 遊んでばかりいる」「他(ヒト)の気も知らねえで, まことに憎いよ/人情本・辰巳園(初)」
(2)「ないでは」「ないでも」の形で, 打ち消しの条件を表す。
「なければ」「なくても」の意。 「こっぴどい目にあわさ~はおかないぞ」「傘を持って行か~も大丈夫だろう」
(3)文末にあって, 婉曲的に禁止の意を表す。
「もうどこにも行か~」「やたらにお金を持ち出さ~ね」
(4)「いい」「くれ」「ほしい」などの補助動詞・補助形容詞を後ろに伴って用いられる。
「今日は出かけ~くれ」「もうそんな所へは行か~ほしい」
〔(1)この語の成立については, 打ち消しの助動詞「ない」に接続助詞「で」, あるいは断定の助動詞「だ」の連用形「で」の付いたもの, 打ち消しの助動詞「ない」と打ち消しの接続助詞「いで」とが交錯してできたものなど, 諸説があって, まだ確定していない。 (2)この語を一語とみて, 打ち消しの助動詞「ない」の連用形とするもの, 接続助詞とするもの, などの説もある〕
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