侍ふ 的日语查询结果
侍ふ
さぶらう
〔中古に「さもらう」から転じた語。 初めは謙譲語であったが, のちに丁寧語となった。 中世以降は「そうろう」が使われるようになり, 「さぶらう」は女性語化した〕
※一※(謙譲語)
(1)目上の人のそばに仕える。 お仕えする。
「みやつかさ~・ふ人々みな手をわかちてもとめ奉れども/竹取」
(2)目上の人のそばに行く。 参上する。
「しばしばも~・ふべけれど, 事ぞ, とはべらぬほどはおのづから怠り侍るを/源氏(紅葉賀)」
(3)(物が)目上の人のそばにある。 お手元にある。
「御前に~・ふものは御琴も御笛もみなめづらしき名つきてぞある/枕草子 93」
※二※(丁寧語)あります。 おります。 ございます。
「いかなる所にかこの木は~・ひけむ/竹取」
※三※(補助動詞)
(1)補助動詞「ある」の丁寧語。 (で)ございます。
「おはしまさむ事は, いと荒き山道になむ侍れど, 殊に程遠くは~・はずなむ/源氏(浮舟)」
(2)動詞の連用形に付いて, その動作を丁重に言い表す。 …ます。
「もの申し~・はん。 おどろかせ給へ/宇治拾遺 1」
日语词典
侍ふ
さもらう
〔「さ」は接頭語。 「もらふ」は「守(モ)る」に継続の助動詞「ふ」が付いたもの〕
(1)貴人のそばで待機して, その命令を待つ。 そばにお仕えする。
「東の多芸(タギ)の御門に~・へど昨日も今日も召す言もなし/万葉 184」
(2)様子をうかがい, 好機の到来を待つ。
「妹に逢ふ時~・ふと立ち待つに/万葉2092」
(3)様子をみて, 船出の時機を待っている。
「朝なぎに舳(ヘ)向け漕がむと~・ふと我が居る時に/万葉 4398」
日语词典
侍ふ
さむらう
〔「さぶらふ」の転。 中世女性語〕
「さぶらう」に同じ。 多く, 補助動詞として用いる。
「げにや思ひ内にあれば, 色ほかに現はれ~・ふぞや/謡曲・松風」
日语词典