草木

そうもく

草と木。 植物の総称。

～国土(コクド)悉皆成仏(シツカイジヨウブツ)

〔仏〕

〔涅槃経の言葉〕

心のあるもののみならず， 心のないものまであらゆるものが成仏するということ。

草木

くさき

草と木。 そうもく。

～にも心を置く

草木のそよぎにも警戒する。 些細(ササイ)なことをも恐れるたとえ。

「草木にも心置く帝の御謀叛/浄瑠璃・大塔宮曦鎧」

～も靡(ナビ)く

権勢が盛んで， 多くの人が服従するさま。 また， 魅力のあるものが多くの人々をひきつけるさま。

～も眠(ネム)る

夜がすっかり更けて辺りが静まりかえるさま。

「～丑(ウシ)三つ時」

～も揺(ユ)るがぬ

太平であるさま。 草も揺るがぬ。

「～明朝を， 攻め破らんなどとは/浄瑠璃・国性爺合戦」